宝石買取実績 ヒスイ(翡翠)トップ
お客様情報
お客様: K様
所在地: 東京都新宿区
年齢: 80代
買取方法:来店買取
売却品: ヒスイトップ Pt900 3.5g 6.29ct
買取を依頼した理由
今回のご依頼は80代の女性からの査定依頼です。
20年ほど前に百貨店の外商から購入されたそうで、記憶では30万円近くしたそうです。
息子さんと一緒にご来店いただいたのですが、当時のバブリーなお話をたくさんお伺いできました。
最近病気がちになり身の回りの整理をしているそうで、他にも高価な宝飾品があるそうですが、お嫁さんに譲っているそうです。
その中でこのヒスイトップはお嫁さんの趣味に合わなかったらしく売却を考えていたそうです。
今回息子さんと相談したところ、息子さんが前に一度ラフテルで時計を売却したことがあり一度行ってるところだからと、ご一緒にご来店していただきました。
やはりリピーターさんやご紹介でご来店いただくのが一番うれしいですね。
勿論査定もしっかりとさせていただき、ご成約となりました。
またほかの宝石も近々お持ちいただけるとお約束もさせていただきました。
またのご来店をお待ちしております。
買取価格
買取金額 ¥24,000−
査定したポイント
今回は「ヒスイトップ Pt900 3.5g 6.29ct」を買取りさせて頂きました。
まずヒスイには「硬玉」(ジェイダイト)・「軟玉」(ネフライト)とあります。
一般的にヒスイと呼ばれ宝石として使っているのが「硬玉」(ジェイダイト)になります。
「軟玉」(ネフライト)は半貴石となり価値はほぼありません。
そしてヒスイでは多い確率でトリートメント(人口処理)をしていることがあります。
残念ながら今回のヒスイは含浸処理をしている可能性が高いということで査定額が大幅に下がってしまいました。
正確には高度な機械で調べるのですが、紫外線検査や拡大でチェックしたところ疑いが強いとの判断をしました。
(後日鑑定機関へもっていったところやはり含浸処理との鑑定が出ました)
そのため今回の査定額はプラチナの代金とお気持ちでヒスイとメレダイヤにお値段を付けさせて頂きました。
ヒスイはぱっと見ではこのような処理の見分けは難しい宝石ですので、ぜひ一度鑑定書を取ることをオススメ致します。
ヒスイトップ 買取 まとめ
今回のヒスイはネックレストップでカボションカットのお品物でしたが、翡翠は古くから色々な装飾品で使われてきました。
腕輪や器、香炉、勾玉、彫刻品等様々な形状の品物があります。
宝飾品以外の品物も色や透明度により値段が大幅に変わります。
質が良い物だと小さい物でも100万円を超えるものがあります。
また翡翠にはたくさんの色が存在します。色として、無色、緑色、黄色、赤色、白色、黒色、紫色、ピンク色等があります。
最も価値があるのは「ろうかん」と呼ばれるエメラルドグリーンの翡翠です。
半透明の深いエメラルドグリーンで割れや色ムラがない物が最高品質となります。
次に紫色のラベンダーヒスイと呼ばれるものが価値を持ちます。
そして翡翠には見た目ではわかりにくい類似石が多く存在します。
類似石には半貴石が多くあります。半貴石ではお値段が付きません。
・ネフライト 軟玉 ヒスイの扱いですが価値は全く違います。
・カルセドニー メノウの一種でパワーストーンなどの扱いで販売されています。
・クリソプレーズ メノウの一種で「オーストラリア翡翠」とも呼ばれていますが翡翠ではありません。
・クォーツァイト 天然石なのですがグリーンに染色して市場に出回っていることが多い石になります。
翡翠風に染色したものは見事に天然翡翠に見えてしまうので注意が必要です。
翡翠には類似品が多く存在しますので、気になる物は鑑定機関で鑑定書を取ることをオススメします。
宝石名:ヒスイ・翡翠
鉱物名:ジェイダイト 和名:蛋白石
硬度:7
比重:3.30-3.36
屈折率:1.65~1.67
誕生石:5月
宝石言葉:知恵、忍耐力、安定など