宝石買取実績 オパールリング Pt900 10.7g
お客様情報
お客様: E様
所在地: 岐阜県
年齢: 30代女性
買取方法:宅配買取
売却品: オパールリング Pt900 10.7g 9.31ct
買取を依頼した理由
今回のお品物は岐阜県から宅配買取にてご依頼を頂きました。
経緯としては、依頼者様の知人の方が以前に弊社ラフテルでアクセサリーを買い取ってもらいとてもよかったよとご紹介を受けたとの事でした。
お電話でのお問い合わせだったのですが、おそらくオパールで値段が付くものなのかどうかといった内容でした。
弊社では宅配買取は送料無料ですのでまずは一度査定となり宅配でお送りいただき買取となりました。
お品物自体は親戚の方から譲って頂いた物で、貰い物だから値段が付かないだろうと思っていたそうです。
今回紹介するオパールリング以外にも貰い物だというアクセサリーを見させていただきましたが、残念ながらほとんどの品物がメッキ製品でした。
最近ではぱっと見ではわからないメッキ製品も多くなっております。
また処分するときにはラフテルに連絡しますとありがたいお言葉も頂けました。
買取価格
買取金額 ¥28,000-
査定したポイント
今回のお品物は「オパールリング Pt900 10.7g 9.31ct」になります。
宝石や貴金属に詳しい方は気づくかもしれませんが今回宝石部分にはお値段がついておりません。
石の大きさが9.31ctですのでグラムに直すと約1.8g程になります。
メレダイヤ等もついておりませんでしたので今回の28,000円は地金のプラチナ部分だけのお値段となってしまいました。
今回なぜオパールに値段が付かなかったのかはこのオパールは「合成オパール」だったからです。
この合成石はとくにオパールではかなり数が出回っている品物になります。
また年々合成の技術も上がっておりぱっと見では天然石と合成石の区別が困難なほどになっております。
簡単な見分けとしては、オパールを横から見ると斑(フ)と呼ばれるオパールの特徴の模様が縦長に見える事等天然の斑と合成の斑にはしっかりとした違いがあります。
合成石は騙すために作られたものではないので、一般の方は大丈夫かと思いますが、我々リサイクル業者では特に注意して査定をする宝石の一つになります。
今回査定した品物は特に鑑別書などがついていなかったのですが、気になる場合は専門の機関で鑑定してもらいましょう。
オパールリング買取 まとめ
今回はオパールを紹介させて頂きました。
オパールは種類がたくさんあり分類が難しい宝石になります。
分類では大きく分けると、
①プレシャスオパール 遊色効果あり
② コモンオパール 遊色効果なし
の2つに分けられます。
種類で行くと
「プレシャスオパール」
・ホワイトオパール オーストラリア産 白色系が特徴の一般的なオパール。
・ブラックオパール オーストラリア産 最も希少価値のあるオパール。
・ボルダーオパール オーストラリア産 茶色い褐鉄鉱の上に遊色の現れたもの。
・ファイアオパール メキシコ産 黄色から赤色までの色を持ち人気の高いオパール。
「コモンオパール」
・ファイアオパール 遊色効果のないものはコモンオパール扱いになる。
・ピンクオパール ピンク色の宝石で、厳密にはオパールではなくパリゴルスカイトという鉱石ですがピンクオパールと呼ばれ昔から大切にされていた宝石です。
・ブルーオパール 青色の宝石で淡い青~空色でクリーミーな色合いのオパールです。
このように種類分けができますが、宝石としての価値があるのは①のプレシャスオパールがほとんどになります。
また合成石のお話がありましたが、オパールには完全な偽物の模造石も多く存在します。
模造石はガラス、アクリル、磁器、貝などを加工して造られた石で、オパールでは複数の素材を組み合わせた貼り合わせ品というのが多く出回っています。
薄い板状のオパールの下に人口素材を組み合わせて作られているものは多く見られます。
これは横から見ればはっきりと境界線が見えるのでわかりやすい模造石かと思います。
オパールは合成石や模造石が多く出回っている宝石です。
本物のオパールであればしっかりとお値段が付けられる宝石ですので、お持ちの方は是非一度査定をさせて頂ければと思います。