宝石買取実績 ルビートップ Pt900 7.8g
お客様情報
お客様: H様
所在地: 埼玉県
年齢: 50代くらい女性
買取方法:店頭買取
売却品: ルビートップ Pt900 7.8g 5.81ct
買取を依頼した理由
母親の遺品の宝石箱から赤色の石が出てきました。
ルビーのようなのですが、鑑別書も保証書もなく本物のルビーなのかもよくわかりません。
製品の裏を見てみると、Pt900の刻印と5.81ctの刻印は見えました。
どのような価値があるものかもわからなかったので、まずは見てもらおうと思い、インターネットで弊社の情報をみて、鑑定や査定を無料でしてもらえるとの事だったので、安心して伺いました。
宝石を鑑定や査定に出すのは初めてだったのですが、お客様も何人か来ており、査定や買取もかなりやってそうな感じで賑わっていました。
買取価格
買取金額 ¥130,000-
査定したポイント
今回の査定のお品は赤色の石がついたペンダントトップです。
お客様もお話ししてた通り、Pt900の刻印と5.81ctの刻印があります。
この刻印から台はPt900で5.81ctの刻印は石のサイズを見てルビーだろうと思われる石のキャラット数で間違いないようです。
問題は鑑別書や保証書がないことから、天然のルビーなのかどうなのかという事です。
よく多くのお客様がかなり昔の赤い石で、石も大きくルビーのような品物を査定や売却に持って来れる方がいます。
よくあるのが、台や枠は18金ですが、内包物もない合成ルビーの品物です。
石の大きさは5ct~10ctぐらいの大きさですが昔はそういった合成ルビーがかなり流通していたようです。
天然ルビーにはほとんどの石に内包物、インクルージョンがあります。
結晶の中に黒っぽいものや、白っぽい不純物が入っているのが自然なのです。
天然ルビーはこのインクルージョンが少なく小さいほど透明度があがり価格もあがるわけです。
もちろんルビーの査定、買取の一番のポイントは色になります。
最高品質のルビーとして有名なのは、ピジョンブラッド(鳩の血)で、文字とおり鮮血のように赤い色です。
ただ赤ければ良いというわけでなく、赤が濃すぎると黒ずんでしまい透明度や照りも少なくなってしまします。
逆に赤色が薄ければ、抜けたような色になり、赤色から外れればサファイヤとなってしまいルビーとして扱われなくなるのです。
今回のお客様の赤い石は結晶の中に黒い内包物もあり、回りも天然ダイヤを使用している事から天然のルビーであると判断しました。
次にルビーの大きさですが、今回のルビーは5.81ctとルビーの中では大粒です。
ルビーは大きな結晶になりにくい鉱物です。
ルビーとサファイヤは同じ石で、鉱物名はコランダムで成分も同じです。
違いはカラーだけで赤い色をしたコランダムをルビーと呼び、他のカラーはサファイヤになってしまうのです。
このコランダムの中でルビーとなる大きな赤い結晶が少ないといわれており、一粒で2ct以上のルビーは希少性がありますが、査定、買取の評価はやはり色、照り等の品質が一番大きなポイントになります。
今回のルビーは色が薄めで赤味が少なく、あと内包物の目立ちもありましたので、ルビーだけの値段で¥100000の査定をさせてもらいました。色のランクはCランク程度の評価です。
あとPt900の地金代とダイヤメレ代で¥30000の合計¥130000の買取をさせてもらいました。
ルビートップ買取 まとめ
弊社はルビーの色評価に関しては、SランクからDランクまでのカラーチャート表に沿って色評価のランクを出しております。
ルビーは色の良し悪しで評価が変わりますが、カラーチャートを使用することにより、より安定した色評価が可能です。
品質評価がわからない為、色石は特に、低い査定価格しか出せない買取店がありますが、弊社は色基準を持って査定を行いますので、ご安心してご来店ください。