宝石買取実績 ルビートップ Pt900 3.1ct
お客様情報
お客様: M様
所在地: 東京都
年齢: 60代女性
買取方法:店頭買取
売却品: ルビートップ Pt900 R3.1ct メレダイヤ1.44ct
買取を依頼した理由
10年以上前に購入したもので、最近は全然使わなくなってしまって子供に使うかと聞いても、最近の流行りと合わないのか使わないといわれてしまった。
前に話だけ聞いたところ色や大きさによって大分値段が変わるし、小さい物ならほとんど値段がつかないものもあると聞いたのですが、使わずに置いてあるくらいならと思い処分するつもりで持ってきました。
買取価格
買取金額 ¥10,000-
査定したポイント
今回お客様にお持ち頂いたのはルビーの付いたPt900ペンダントトップです。
まず初めにこういった宝飾品は買った時と売るときの差額が大きく出てしまうものが多い商品です。
例えば金を固めて作るだけの商品を買うのに対して、まず宝石を仕入れたり加工したりデザインをしたり等、もちろん小売店の利益ものっかってきます。
そもそも金塊等買う人は投資などの目的が多く、宝飾のリングやペンダント等は趣味で買う人が多いですよね。
売却するときのことを考えて買っているのと差が出ることは仕方がないかと思います。
まずここをお客様にはご理解いただきたいです。
そして次に、宝石と言っても天然の物ですので色々なものがあります。
澄んだきれいな色をしたものから、濁った色をしていて作られる際に「内包物」があるものなど、宝石の種類もいっぱいあります。
簡単にお値段つきやすい石がどういうものかというと、色味がよく透明感がありきれいなもので大きければ大きい方が値段がつきやすいです。
次に宝石の種類なのですが鉱物に対して使われる硬さ1~10段階評価で表す「モース硬度」というものがあります。
ダイヤモンドのように最も硬い石だといわれるものもありますが、物なので使っていれば傷つくことも欠けてしまうこともあります。
使っていなくても劣化していく石もあります。
この「モース硬度」なのですがやはり一番評価が高いのがダイヤモンドその次にルビー、エメラルド、サファイヤ等順に評価が高いです。
「モース硬度」の評価がいい石は硬く丈夫で劣化しにくいきれいな状態を保ちやすいというところから値段が高値になる物が多いと思われます。
あとは人気が高い物かどうかにもよると思います。
今、石の中でも最も高値がつきやすいダイヤモンドは「最も堅い石」として婚約指輪等に多く使われているものです。
総合して言うと宝石を査定するポイントは、石の種類、大きさ、色味、明度、照り等。
単純にきれいなもので内包物がなく、大ききものであれば値段がつきやすいということになります。
ルビートップ買取 まとめ
今回お持ち頂いたルビーのペンダントトップなのですが、カラット数は3.1ctと大きめなのですが、透明感がなく色味もよくないものでした、カットの仕方もオーバルカットでしたので評価の下がってしまうものでした。
このクラスのルビーになってくると買取が難しいというお店が多いと思います。
実際お客様も宝飾に詳しい知人に聞いたら同じようなことを言われたといっていました。
弊社では色石に対してはできるだけ値段を付けられるよう努力していますので、Pt900とメレダイヤ、ルビー合わせてお値段つけさせていただきました。
お客様はやはり買った時のお値段が頭にあるようで、少し残念そうでしたが、とっておいてもどうなるものでもないしとご理解いただきお売りいただきました。