宝石買取実績 サファイア リング 非加熱 Pt900 3.3ct
お客様情報
お客様: K様
所在地: 埼玉県
年齢: 70代女性
買取方法:店頭買取
売却品: サファイアリング(非加熱) Pt900 10.6g 3.3ct D0.97
サファイアリング買取を依頼した理由
25年程前に宝石の展示会で購入。
その時はサファイヤの品質も高品質だと勧められて色もきれいだったので結構な値段もしたが思いきって買われたそうです。
最近では着ける機会も無くなりタンスの肥やしになっているので、売却を検討。
弊社のチラシの色石の高額査定の例を見て、査定を依頼。
査定が高ければ、売却をお考えのお客様でした。
買取価格
サファイアリング買取金額 ¥470,000-
サファイアリング査定したポイント
今回買取をさせてもらった品物.はサファイヤの中石3.3ctの指輪です。
サファイヤの3ctアップはなかなかの大きさで、サファイヤの品質で買取の値段がかなり変わってくるランクです。
サファイヤや他の色石は色、内包物の状態、透明度、照り、輝きの総合的な品質評価でSランクからDランクの査定評価をしていきます。
今回のお客様のサファイヤは大手機関の鑑別書がついていて、その鑑別書には鉱物名がコランダム、宝石名がブルーサファイア、そして加熱の痕跡は認められませんとの注釈が明記されておりました。
加熱の痕跡が認められないということは非加熱の天然サファイヤであるという事になります。
ここで非加熱のサファイヤについて説明したいと思います。
サファイヤには加熱したものと非加熱のものがあります。
ルビーやサファイヤなどのコランダムは90%以上が加熱処理を施されており、市場でも認められている処理方法です。
もちろん目的は宝石の色や品質を改善させる為です。
有名な加熱処理方法は色の悪いサファイヤやルビーをるつぼに入れて1,000度以上で焼くという方法です。
そうなると化学反応を起こして淡い色を濃い目に変えたり、内部の汚れを除去していくというものです。
流通しているサファイヤの大多数が加熱処理をされたもので、非加熱処理のサファイヤは非常に
希少だと言えます。
ですので、非加熱のサファイヤだと証明されている石は加熱処理がされているサファイヤより50%以上査定が高くなります。
非加熱のサファイヤは色が薄いものが多いのですが、今回のお客様のサファイヤは色も鮮やかで、品質評価もAランクに近いものでした。
キャラット数も3.3ctです。
また回りに取り巻いているダイヤもメレサイズとしてはサイズも大きく、輝きもきれいなものでしたので、もちろんダイヤメレ代も査定にプラスさせてもらいました。
最終的にサファイヤ代、ダイヤメレ代、地金代をあわせて470,000円の買取の値段を提示させてもらいました。
お客様の反応は予想以上の金額に少し驚いていましたが、喜んでのご売却となりました。
サファイアリング買取 まとめ
今回の非加熱サファイヤは大手鑑別機関の鑑別書があり、そこに非加熱の明記がありましたので、高額の査定をさせてもらいましたが、鑑別書がない場合の査定は非加熱処理を見分けるのはとても困難であると思います。
見分け方はあるのですが、それをすぐに断定できる鑑定士は少ないと思います。
なにしろ90%以上のサファイヤは加熱処理をされており、近年20年程度に市場に出てるサファイヤは非加熱処理のサファイヤはほぼ無いと言われています。
もしかなり昔のサファイヤをお持ちのお客様で気になる方は鑑別機関に調べてもらうのも方法のひとつです。
仮に非加熱のサファイヤだとしても色が薄ければかなり買取の値段は下がってしまいます。