宝石買取実績 サファイア リング 非加熱 Pt900 1.09ct
お客様情報
お客様: T様
所在地: 長野県
年齢: 70代女性
買取方法:出張買取
売却品: バイオレッドサファイアリング(非加熱)Pt900 7.5g 1.09ct D0.63
サファイアリング買取を依頼した理由
買った時からあまり気に入らなくて娘もいらないというし結構高かったのも気に入らないし勢いで買ってしまって、付けてもいなかったからもう処分しようとして高く買い取ってくれるところを探してたら広告に出てたので連絡されたとのことでした。
買取価格
サファイアリング買取金額 ¥220,000-
サファイアリング査定したポイント
このサファイヤの鑑別書には非加熱証明がついていました。
これはポイント高いです。
そもそもサファイヤとゆう石は純粋な結晶は無色透明でコランダムという鉱物ですその化学式はAL2O3酸化アルミニウムなんですその中に不純物が入ることによって、色がついてきますブルーサファイヤになるためには鉄とチタンの要素でブルーを発色します。
しかし自然のままできれいにブルーを発色することは非常にまれなことです。
ほとんどのブルーサファイヤは加熱処理を行っていますただ今回のお品物は非加熱というものなので高額な買取になりましたもし非加熱でなければもっと低い査定になっていました。
サファイアリング買取まとめ
コランダムにはいろいろな色が存在します。
その中で赤く発色しているものだけがルビーになります。
それ以外の色はすべてサファイヤになるのです。
その青の色の中でも産地によっていろいろです。
最高と言われているのがコーンフラワーブルーです。
これは矢車草の花の青です。
これはインドとパキスタンの国境地域であるカシミール地方で産出します。
どんな色かとゆうと、ビロードのような少しうるんだ感じで光沢のある色です。
今までに1回2回しか見たことがないですけどね。
昔、大手の鑑別機関の方に聞いたところ、1年に数千個のサファイヤ鑑別するけどコーンフラワーは年間2.3個だと言ってましたね。
今はもう地域的にも紛争地域であり地理的にも高地でもあるので、本格的には採掘されていないみたいですね。
今出回っているものは過去に販売されたものが石を外され売られている還流品が多いらしいです。
かなりの高額の取引みたいですけどね。
私も初めて見たときはなんて美しいんだと感動しました。
次に美しいといわれているものがミヤンマーのモゴック周辺で産出するロイヤルブルーと言われる深みのかかった青色で透明感もカシミールより少し高い感じです。
この色もなかなか見ないですね。
昔は産出量も多かったらしいですけど、現在は産出しても品質の落ちるものが多くなっているそうです。
ミヤンマーさんだからと言っても玉石混合ということです。
次に来るのがもっと多く出回っているスリランカ産の石です。
みなさんが持ち込まれるサファイヤで一番多いのがスリランカ産だと思います。
青色が淡くて透明度が高いです。
見た目の美しさと、購入価格のバランスが最もいいんじゃないでしょうか。
でも買取となるとBランク以下になってしまいます。
でもその中でも最高のもがカワセミの色は高額査定になりますね。
次に多いのがタイ産の黒っぽい色のサファイヤですこれも多いです。
タイ産のサファイヤはアルカリ玄武岩が母岩になるのでこのような特徴になるようです。
これも残念ながら査定ではCランク以下になってしまいます。
他にもオーストラリア産マダガスカル産などがありますが評価あまり高くありません。
よって査定も低くなります。
しかし、どの産地でも例外もあります。
やはり見た目がきれいであれば、査定は上がります是非一度ご相談ください