宝石買取実績 サファイア リング
お客様情報
お客様: U様
所在地: 東京都
年齢: 60代女性
買取方法:店頭買取
売却品: サファイアリング Pt900 11.7g S3.82ct
買取を依頼した理由
宝石類が大好きでダイヤモンドやエメラルドなど昔、旦那様に色々買っていただいたそうです。サファイアもその中の一つで、大切に使っていたのですがここ数年は全くつけなくなりました。
知り合いが終活を始めたと言っていて、私もそろそろ使わない物をずっとしまいっぱなしではなく、思い切って少しづつ処分していこうと決断いたしました。
ですが実際一体どこに持っていけばいいのかわかりません。
大切な物なのでその価値を少しでもわかっていただけるところを探していました。
家の近くに何店舗か買取店があるので試しに行ってみたのですが、どこもろくに説明されずお値段を出されるだけというものでした。
よくわからないまま売ることは納得できないと思い、知り合いに聞いてみたところ御徒町にあるラフテルを紹介されました。
今思えば宝石の町だったなと気づき、一度無料査定とのことで足を運んでみることにいたしました。
今までろくに説明もされなく値段を出されていたのですが、ラフテルは違い、なぜこのサファイアはこのお値段になるのかまで丁寧に説明し、査定していただけました。
お値段も他のところに比べたら1.5倍になり来てよかったなと思い、今回お願いする形になりました。
買取価格
買取金額 ¥165,000−
査定したポイント
サファイアにはまず産出地が色々あります。
ミャンマー、タイ、マダガスカル、オーストラリア、スリランカなどでその産出地によってサファイアの色合いも違ってきます。
ブルーサファイアの中で最高級とされているのがヒマラヤ北西のカシミール産のコーンフラワーブルーと言われるサファイアです。
コーンフラワーブルーとは植物の矢車草のことで、深く柔らかい青色に輝くのが特徴です。
でもカシミールではすでに産出が終わっているため、今は手に入れることができません。
ごくまれにですが市場に出るだけで滅多にお目にかかれない大変希少で価値がある石となっております。
このコーンフラワーを筆頭にして、色合いの濃淡にランクがつけられていきます。
色の種類
サファイアはコランダムという原石からできています。
同じコランダムからできているものがルビーです。
赤い色だけをルビーと呼び他の色は全てサファイアとなります。
サファイアといえば青色を思い浮かべる方も多くいらっしゃいますと思いますが、その色はイエロー、パープル、ピンク、グリーンなど様々なカラーバリエーションがあります。
主にファンシーカラーサファイアと総称されているのですが、ファンシーカラーサファイアの中でもスリランカのみで採れるパパラチアサファイアが最高級の評価がついています。
加熱処理の有無
サファイアに限らず多くの色石に施されている処理方法の一つです。
サファイアに含まれているチタンなどが加熱されることにより化学反応がおき、薄い色が濃い色へと変化いたします。
加熱処理によって潜在的な色の味わいが素晴らしのはもちろんですが、熱処理をする必要がないほど自然で美しいサファイアは大変希少で価値が高く、インドのカシミール地方で採れるコーンフラワーブルーサファイアとビルマ産ブルーサファイアはともに加熱処理が行われていない天然のサファイアが多いのが特徴となっています。
色々説明させていただきましたが、サファイアで大切なのは産地、色合い、インクルージョンの状態、輝き、透明感となっています。
色が濃ければ濃いほど高くなりますが、一定を越え黒くなりすぎてもいけません。
インクルージョンも美しさと透明感を邪魔していなければさほど査定に支障はありません。
やはり最高カラーはコーンフラワーブルーとなっていますのでそれに近い色が高価となってきます。
サファイアリング買取 まとめ
今回のサファイアリングは大きさは3.82CTで申し分なく、濃い澄んだ色合いのブルーです。
インクルージョンも比較的少なくあったとしても透明感が損なわれない位置にあり、熱処理はされているもののすごくきれいなサファイアとなっています。内訳はPtの地金が約40,000円、サファイアが102,000円、メレダイヤが23,000円、となっております。
もしサファイアなどの色石をお持ちでしたら、非加熱証明書、産地証明書、ノンオイル証明書などがあったほうが高価査定のポイントにもなりますので、是非無料査定をおこなっているラフテルへおもちくださいませ。