宝石買取実績 サファイア リング K14 1.63ct
お客様情報
お客様: H様
所在地: 埼玉県
年齢: 60代
買取方法:出張買取
売却品: サファイアリング K14 3.6g 1.63ct D0.28ct
サファイアリング買取を依頼した理由
埼玉県北部にお住いのH様は来春にお孫さんが大学に進学されるという事で、孫の進学費用の足しにできればと使わなくなったりサイズが合わなくなったジュエリー等を処分されているという事です。
今回掲載させていただいたサファイアリングの他にも、ダイヤのリングやピアス等、何点か査定させていただきました。
買取価格
サファイアリング買取金額 ¥13,000-
サファイアリング査定したポイント
このサファイアリングは、結婚3年目の記念日にご主人がプレゼントしてくれた物だそうです。
お祝い事の時などに付けられていたそうで、7年前に亡くなられたご主人の思い出と共に大切にされてきた一品だそうです。
具体的な査定内容を記載させていただくと、台座に使われている地金が14金ホワイトゴールドであったので、金の含有量が少なく地金部分の査定額はあまり伸びませんでした。
中央に配置されたサファイアの色につきましては、多少濃すぎる感は否めませんでしたが、メレダイヤは良い物を使っているリングでしたので、高く評価させていただきました。
それと品物自体の質と共に、H様のご主人様との思い出やお孫さんへの思いもプラス査定の要素とさせていただきました。
サファイアリング買取 まとめ
今回のH様のリングに配置されていたサファイアは少し色が濃すぎたと書きましたが、それではブルーサファイアの中で最高とされるブルーはどんな色なのでしょうか?
ブルーサファイアの中で最高とされているのは、「コーンフラワーブルー」と呼ばれるものになります。
コーンフラワーは日本語で「矢車草(やぐるまそう)」という花の事です。
ここに矢車草の画像を貼れないのが残念ですが、ぜひ矢車草の画像をチェックしてみてください。
矢車草の花びらの青色を持ち、ビロードのように滑らかで艶があり潤んだ色合いのブルーサファイア。
それが最高のブルーサファイアと言われる「コーンフラワーブルー」サファイアです。
また、最高級のコーンフラワーブルーサファイアと呼ばれる物は産地も限られており、インドとパキスタンの国境辺りにあるカシミール地方で採掘された物を指します。
しかし、このコーンフラワーブルーサファイア、現在では本格的な採掘はされていません。
コーンフラワーブルーサファイアの産地であるカシミール地方はもともと標高4,500mに達する高地にある事、またインドとパキスタンによる国境紛争の紛争地となっている事などから現在では採掘は行われておらず、コーンフラワーブルーサファイアは幻のブルーサファイアとなってしまっています。
現在流通しているコーンフラワーブルーサファイアは、数十年前に採掘されジュエリーとして流通していた物を再利用している物か、カシミール産でないブルーサファイアをコーンフラワーブルーサファイアと銘打って流通させている物かのどちらかです。
ネットショッピングでなんでも買える現代では、ネット上にコーンフラワーブルーのサファイアが溢れています。
ネットショップの記載を見ると「マダガスカル産コーンフラワーブルーサファイア」「ブラジル産コーンフラワーブルーサファイア」「スリランカ産コーンフラワーブルーサファイア」等の表記が見られますが、コーンフラワーブルーサファイアに近い色を持ったサファイアであると考えられます。
やはり本物のカシミール産コーンフラワーブルーサファイアはネット上では見たことがありません。
もしコーンフラワーブルーサファイアを購入されようと思っていらっしゃいましたら、ぜひ産地も確認してみてください。