象牙製品はたくさんありますが、代表的な象牙製品のひとつが麻雀牌です。現在ではプラスチック製の麻雀牌が主流ですが、かつては象牙製の麻雀牌も作られていたのです。象牙は高額で買取されるのですが、気になるのは麻雀牌も買取の対象なのかだと思います。
単刀直入に言えば、麻雀牌も買取の対象となっています。しかも、象牙で作られた麻雀牌は、高額買取になる可能性が高いです。ラフテルの象牙麻雀牌の買取実績からわかるように、約10万円~30万円超えとなるケースもあります。
そのため、もし家に眠っている象牙製の麻雀牌があったら、買取に出してみるのもいいのではないでしょうか。
象牙製の麻雀牌が高額買取になる理由!
ワシントン条約により価値がアップ
象牙で作られた麻雀牌が高額買取になりやすい理由は、ワシントン条約にあります。ワシントン条約によって、象牙を輸入することができなくなりました。
その結果、新しく象牙を使った麻雀牌を作るのが難しいのが現状となっています。そのため、象牙製の麻雀牌は骨董としての価値が高まり、高額買取になりやすいのです。ちなみに、これは麻雀牌だけではありません。象牙製のものは、すべて価値がアップしているのです。
一式揃っていれば象牙の重量がある
象牙を使った麻雀牌が高額買取になりやすい理由は、象牙の重量も関係しています。象牙の買取は、象牙の重量がポイントになります。
当たり前ですが、重量があるほど高額買取になりやすいです。そして、麻雀牌一式揃っている場合、重量がけっこうあるため、高額買取になるのです。象牙の麻雀牌を買取に出す場合、一式揃っているケースがほとんどとなっています。その結果、象牙の麻雀牌は高額買取になることが多いのです。
需要がある
象牙の麻雀牌が高額買取になりやすい理由は、需要があることが挙げられます。象牙の麻雀牌は、今でも高い需要を誇っています。
使用するためでなく、骨董品としての価値があるため、コレクターもいるほどです。そのため、象牙を使った麻雀牌は高額買取になりやすいのです。
象牙製の麻雀牌の査定ポイントについて
本物なのか?
象牙製の麻雀牌の査定ポイントとしては、まず本物なのかが重要です。古くから高い人気の誇っている象牙は、偽物も数多く出回っています。
当たり前ですが、偽物だと高額買取にはなりません。本物の象牙を使った麻雀牌なのかは、鑑定士がチェックすればすぐにわかります。本物の麻雀牌なのかわからない場合でも、買取査定は無料で行うことができます。そのため、真贋がわからなくても、まずは買取査定に出してみてください。
麻雀牌が一式揃っている
象牙を使った麻雀牌の査定ポイントには、一式揃っているのかも重要です。象牙の買取では、象牙の重量がポイントとなっています。
重量があればあるほど、高額査定になりやすいです。一式揃っていれば、重量も多くなり高額買取になりやすいのです。逆に言えば、一式揃っていないとマイナス査定になってしまうため、注意してください。ちなみに、麻雀牌には花牌という牌もあります。
地域によっては花牌を使用しない場所もありますが、この牌も揃っていればプラス査定になります。
麻雀牌の状態や大きさ
象牙の麻雀牌の査定ポイントは、上体や大きさが挙げられます。象牙は、経年劣化による変色は、あまりマイナス査定になりません。
逆に、経年劣化で色が変わるのは、本物の象牙を使っていることの証明にもなるのです。ただし、麻雀牌にカケやヒビ、割れなどがあるとマイナス査定になるので注意してください。また、大きさも重要なポイントです。大きい麻雀牌ほど象牙が使われています。
そのため、基本的に大きい麻雀牌ほど高額査定になるやすいのです。
点数棒も象牙なのか?
象牙の麻雀牌の査定ポイントには、点数棒も重要な要素となります。本物の象牙を使った麻雀牌でも、点数棒だけはプラスチックや練り物などでできているケースがあります。
プラスチックや練り物だった場合には、査定に影響を与えません。しかし、点数棒も麻雀牌だった場合には、プラス査定になります。そのため、象牙を使った麻雀牌を買取に出す際には、点数棒も一緒に出すのがおすすめです。
まとめ
象牙の麻雀牌は、買取の対象となっています。象牙製の麻雀牌は、高額査定になることが多いです。実際に、ラフテルの買取実績では、約10万円~30万円超えまであります。
象牙の麻雀牌が高額買取になりやすい理由は、ワシントン条約によって価値が高まったからです。骨董としての価値が高まり、コレクターからの需要も高いのです。
査定ポイントとしては、「本物なのか」「麻雀牌が一式揃っているか」「麻雀牌の状態や大きさ」「点数棒も象牙なのか」などが挙げられます。ぜひ、使用しない象牙の麻雀牌がある場合には、買取査定に出してみてください。