鑑定士の伊藤です。私たちは毎日いろいろな品物を査定買取りしております。
思いがけずの高額査定に大喜びするかたも、いらっしゃれば、その逆の場合もあります。
そんな毎日のなかのちょっと切ない出来事を.....!
60代の女性 大粒ダイヤの立爪をおもちになり、換金して孫にと、よくあるフレーズ。
ちょっとわくわくしながら拝見したところ、きずがなく、色も無色!高額査定かー!いやっ!まてよ!エッジがまるい!本物ではあり得ない!イミテーション!そうです、ダイヤではなかったのです!
何故ダイヤのエッジが鋭いかは 後日のブログを読んでください。ここでは省きます。
そこでお客様にこの指輪はどうされたかお訊きしたら、40年前になくなったご主人からのプレゼントなのよ!しばし沈黙!しかし真実は伝えないとと思い、奥様これはダイヤではありません!その時の奥様の顔はなんとも形容し難いもので、直視できませんでした。そのなんともいえない静寂のあいだ、奥様のあたまにはなにが映っていたかは、だれにもわかりません!でもちょっとひとの人生を垣間見たきがしました。
そのあと、思い出として、もっています。と言って帰っていかれました。なんとも切ない出来事でした。みなさまも本物かどうかうたがわしいものは、お持ちになっていただけたら、いつでも鑑定、査定いたしますのて、お手軽にお持ちくたさい。お待ちしております。