おはよ~ございます。
鑑定士の飯塚です。
今日は、出張査定依頼が入り、大きな富士山の見える、静岡県富士市に来ています。
今回は象牙を買取ってほしいとの事でお電話頂きました。
通常、象牙の牙ですと、ご存じの通り譲り受け、売買するにはワシントン条約により登録票が必要になります。
30年以上前に買った物ですと、登録票が付いてないので、自然環境研究センターに申請し、登録票を発行してもらわなければなりません。
そのため象牙のお問合せを頂いた時には、登録票の有無の確認をさせて頂き、無い場合には、先に写真をメールやlineで送ってもらい、真贋鑑定をしたのち、自然環境研究センターでのお手続きをして頂いてます。
今回は、この写真を頂いた時、象牙のカット材でしたので登録票の申請をする必要はないですよとご案内し、出張査定に来ました。
象牙なのに登録票がいらないの??と思う方もいらっしゃると思いますが登録票が必要なのはあくまでも牙であり以下、環境省のホームページ説明です。
個人の財産処分などに伴い、象牙のカットピース、端材、印材、製品を出品することは、特に手続き無く可能であり、個人的な利用を目的としたこれらの購入も可能です。
そのため、今回はカットピースに該当するため登録票は必要はありませんでした。
逆に、牙ですとどんなに、小さいものでも登録票は必要となりますのでご注意ください。
また、本物かわからない物や、登録票が必要かどうかなど、疑問、質問ございましたら、メールでも電話でも受け付けていますのでお気軽にご連絡下さい。
電話 0120-576-250
メール contact@raftel.co.jp