買取した商品のご紹介
お父様が昔購入して使用していたサファイアのカフスがもう必要ないとのことで、買取に出そうと決心したそうです。
お客様自身、買取業者を利用することが初めてということで、サファイアのカフスの査定ポイントなどを順を追って説明したところ、売却が成立しました。
状態もとてもよかったので、今回の買取価格となりました。
状態
購入されてから20数年経つらしいのですが、難を言いますと金具のジョイントにややがたつきがあるのが少し気になります。
全体的には小傷が少しあるぐらいでとてもきれいに使われていた様子です。
査定額
35,500円なります。
査定ポイント紹介
まずは、台座の素材ですが、K18WGで総重量は5.8gになります。
お客様が購入された時と比べると昨今では金相場はかなりの高騰でそれだけでもお得な時期と言えます。
サファイアは代表的なブルーサファイアで2.2ctと2.15ctが施されています。
色石の査定で共通項がいくつかありますが、まずは色になります。
最も優れていると評価されるサファイアの色は、コーンフラワーブルーと言われる少し白みのある、柔らかく濃いブルーです。
写真からは実際より薄い感じが伝わるかと思いますが、かなりの濃さがあり査定ポイントが上がる要因です。
次に輝き(テリ)です。
サファイアの輝きやテリはカットの正確性にとり決まります。
サファイアには多色性と言われる性質があり見る角度によって色が違って見える特徴があります。
美しい輝きやテリを発掘するには、石の良さを見極め、最も美しく見えるカットが施されているかも重要です。
カットのバランスが素晴らしいものであると、色に深みが出て、まるで奥から色味が溢れ出してくるような輝きを楽しむことが出来ます。
お客様のカット、テリは若干左右対称にわずかなずれがあり査定が下がる要因になります。
次に内包物です。
天然の宝石には全く内包物が無いものは存在しませんが、しかし原石を見極めクリアーな部分を選び出し最高の法制が生まれるのです。
ルーペで確認するとテーブル近く数は少ないのですが内包物がかくにんされましたが許容範囲です。
まとめ
最も評価が高いとされるコーンフラワーブルーの中でも、特にカシミール産のサファイアは人気が高いこともあり、飛びぬけて高い評価が与えられます。
次に高いのはロイヤルブルーのサファイアが有名なミャンマー産ですね。
あなたのサファイアはひょっとしてコーンフラワーブルーですか。
査定をされてみたら如何でしょうか。
お気軽にどうぞ。