買取した商品のご紹介
こんにちは。
ラフテルの鑑定士の半田です。
当店では赤珊瑚の原木の高額買取を行っております。
それでは今回買取させて頂いた赤珊瑚の原木を紹介させていただきます。
状態
非常に赤みが強い珊瑚の原木です。
表面も「フ」と呼ばれる白い斑点や模様も少なく,光沢もきれいです。
原木の総重量も540g あり、かなり大きな部類に入る赤珊瑚の原木です。
これだけの重量がありながら、全体的に赤みが強い珊瑚の原木は非常に希少で価値があるものです。
査定額
800,000円
査定ポイント紹介
赤珊瑚の原木の査定ポイントを5つ紹介します。
①色
珊瑚をおおまかに色分けすると、血赤珊瑚、赤珊瑚、桃珊瑚、白珊瑚の4種類になりますが、この中でも血赤珊瑚は最も希少で価格も高いものになります。
血赤珊瑚は血の色のような深い赤色をした珊瑚のことですが、原木の根本付近の赤色が濃い部分から宝飾品用にカットしていくので、原木全体が血赤珊瑚とは考えにくく、一般的に赤珊瑚の部類に入ります。
原木の珊瑚は全体的に赤みが強い程、査定は高くなります。
②原木のサイズと重量
原木の全体的に赤みが強く、サイズや重量が大きいものほど査定は高くなります。
③フや色むらの有無
日本産の赤珊瑚はには「フ」と呼ばれる白い斑点や模様があります。
このフは地中海産の赤珊瑚には無く、日本産の証として目安とされますが、赤珊瑚は特に色むらやこのフの白い部分が少ないほど程評価は上がります。
④割れや欠けの有無
珊瑚の成分はそのほとんどが炭酸カルシウムから出来ています。
硬度は軟らかく3.5〜4.0ですので、人間の歯と同じくらいの硬さです。
硬度が軟らかいので、特に珊瑚の原木は枝の部分が折れたり、割れたりが非常の起こりやすい品物です。
保存状態が良い珊瑚ほど査定は高くなります。
⑤原木の表面と裏面の状態
日本産の赤珊瑚は表と裏があり潮流が流れてくる表面は穴跡が多くなりますが、裏面はなだらかな美しい面です。
上の写真は裏面になりますが、潮流に当たる表面の穴傷が少ない程査定は高くなります。
赤珊瑚でも表面に目立つ穴や傷がある場合は査定のマイナスポイントになります。
まとめ
今回買取させて頂いた赤珊瑚の原木は非常に赤みが強く、品質も高い日本産の珊瑚です。
日本産の赤珊瑚は日本近海で、特に土佐湾の水深100m~300mの海底に生息しています。
質の高い赤珊瑚が採れるのは日本で、特に土佐湾の赤珊瑚は世界一の品質を誇っています。
このような品質の良さが理由で超高額の買取をさせてもらいました。
赤珊瑚の原木でここまでの買取金額はなかなか少ないのですが、高品質のものには高額査定を致します。
ご連絡をお待ちしております。