【重要】象牙の価格について【必ずご確認ください】
※記載されている価格は4年以上前の実績となります。お手数ですが現在の相場の詳細をご希望の方は
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象牙の買取実績
参考価格の一覧
象牙は様々な物に加工され愛用されています。
江戸時代の、根付と呼ばれる帯紐につけるアクセサリーに始まり、ピアノの鍵盤や、麻雀牌、印鑑、職人の技術の光る彫刻品など古来より人々に愛されてきました。
すべての象牙製品に共通していえる事は、高級感、安定した品質、気品だと思います。
象牙素材は、特有の美しい模様や、硬さがある事で繊細な彫刻も可能です。
私たちラフテルでは、象牙製品であれば、すべてお買取り対象となります。
象牙の一本牙はもちろん、象牙の加工品ありましたら、ぜひラフテルにお売りください。
また、象牙に関する詳しい情報は象牙買取ページをご覧ください。
象牙買取の事例
事例1 象牙2.3kg
- お客様
- N様
- 所在地
- 東京都
- 年齢
- 40代男性
- 買取方法
- 来店
- 売却品
- 象牙2.3kg
買取金額 73,600円
買取を依頼した理由
東京都のご実家から、遺品整理をしていたところ、象牙が出て来たそうです。
もともと、お父様の物で、N様が小さな時から、飾ってあったらしいですが、N様自体は象牙に興味がなく、手放すことに決めたそうです。
持って来て頂く以前に、お問合せいただき、登録票が必要な事を伝えさせて頂いていました。
自然環境研究センターとのやり取り後、無事、登録票が発行されたので、今回、持って来て頂くことができました。
査定したポイント
- 1、象牙の真贋鑑定
- 2、重さ
- 3、ひび割れや、病の確認
- 4、詰め物の確認
この度は、象牙お持ちいただきありがとうございました。
1本牙の場合は、お電話でもN様に説明させていただきましたが、象牙売却の際には、必ず登録票が必要となります。ワシントン条約締結以降、種の保存法が制定され、国内に牙状の象牙には、譲渡、売買すべてに登録票が必要となりました。
違反した場合、個人のお客様でも罰金などの処罰の対象となりますのでご注意ください。
ただ、登録票と言っても、しっかり書類を用意すれば、自然環境研究センターにて発行して頂けますので、もし、まだ、登録票お持ちでないお客様いらっしゃいましたら、必ず取得しときましょう。譲る事も売却する事も出来ませんので!
1、真贋鑑定
象牙には、象牙を模造した、練物と呼ばれる偽物が出回っています。
今回のN様の持って来て頂いた象牙は、事前に写真にて真贋鑑定を行っていましたので、問題ありませんでしたが、中には偽物の象牙でも登録申請してしまい、登録票があっても偽物という場合もございます。大事な事は、自然環境研究センターで登録票は発行してもらえますが、真贋鑑定をする機関ではないという事です。自然環境研究センターでも案内されると思いますが、登録票発行前に事前に真贋鑑定を象牙買取業者にお願いしましょう。もちろんラフテルでも真贋鑑定は無料でやらせて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせください。
2、重さ
象牙の一本牙の場合、基本的には、重さ(kg)×単価/kgでお値段を出します。
今回の象牙は2.3kgでしたので、2.3kg×32,000円で73,600円となりました。
今回の象牙は綺麗な一本牙で問題ありませんでしたが、下記のポイント(3、ひび割れや、病の確認)
(4、詰め物の確認)で、マイナス査定になる可能性がございますのでご了承ください。
3、ひび割れや、病の確認
象牙の一本牙によっては、経年劣化によるひび割れや、病と呼ばれる病気にかかってしまっている象牙があります。
象牙のほとんどは、加工され印材になるのですが、ひび割れや病がある部分では、印鑑を作れなくなってしまいます。
ひび割れの場合は多少でしたら、問題ないのですが、深いひび割れはマイナス査定となります。
また、病の場合は、それだけで。査定額の30~50%のダウンとなってしまいます。
N様の象牙は問題ありませんでしたので、減額になる事はありませんでした。
4、詰め物の確認
象牙には空洞があるのはご存知でしょうか?
象牙の付け根から先端に向かって、1/3から半分くらいまで空洞となっています。
この、空洞に、木くずやゴム、樹脂、鉛などを詰め重さをかさ増ししている象牙があります。
これは、販売業者が、重さを増やし売った方が高く売れたからです。
詰め物がある場合ですと、詰め物を取り除いた、kg×単価での査定額となりますので、お電話などでお問合せいただき、お答えした買取金額よりも安くなります。
今回の象牙には、詰め物も無く、ご希望通りの査定額で売却して頂く事が出来ました。
事例2 象牙根付
- お客様
- T様
- 所在地
- 京都
- 年齢
- 50代女性
- 買取方法
- 宅配買取
- 売却品
- 象牙根付
買取金額 6,000円
買取を依頼した理由
以前に、海外のお土産で購入したとの事でした。よく、ご旅行に行かれるという事で、どこの国で買ったかも覚えていないそうです。
使う予定も、飾る予定もないとの事で、お電話で、いくらかでも、なるなら買ってもらいたいんだけどと、お問い合わせいただき、宅配にて送っていただきました。もちろん送料は無料です。
査定したポイント
- 1、真贋鑑定
- 2、年代
- 3、作者
この度は、象牙製品の郵送ありがとうございました。
象牙の根付でしたが、根付という言葉を聞いた事が無い方もいらっしゃるかと思います。
根付とは、江戸時代にはやった印籠や小袋を紐で帯から垂らすために留める、留め具です。
現在のアクセサリーや時計などと一緒で、江戸時代のオシャレ小道具の一つです。
江戸時代の携帯電話ストラップといったところでしょうか。
また、根付の材料としては、象牙以外にも、セイウチ、マンモス、木や竹など様々な材料で作られています。
個性やデザイン性を出すため、根付もいろいろな絵や、彫り物が作られました。
1、真贋鑑定
根付は、国内はもちろん海外でも非常に人気が高く、その分、偽物、贋作も多く出回っています。
今回の根付は、本物でしたので問題なく査定できました。
2、年代
根付で一番重要なのは、年代です。
江戸時代に作られた根付などは、こんなに小さくても、数十万円~数百万円の買取額になる事も珍しくありません。
その為、古くなってくると、飴色に変化してとても味わい深い色となりますが、色を染めている根付もありますので注意が必要です。
今回の根付は、比較的新しい、お土産用に彫られた根付で、歴史的価値はありませんでした。
3、作者
海外や骨董品、刀などと一緒で象牙の根付も誰が作ったのかによって査定額も変わってきます。
名匠の作品では、過去のオークションで数千万円の落札額となった事もあります。
今回はお土産品で購入した事もあり、量産された根付でした。
事例3 象牙天球
- お客様
- Y様
- 所在地
- 静岡県
- 年齢
- 60代
- 買取方法
- 出張買取
- 売却品
- 象牙天球
買取金額 85,000円
買取を依頼した理由
昔、市内のデパートで象牙製品の展示会があり、見に行った時に購入したそうです。しばらくは、和室に飾っていたそうですが、お孫様が遊びに来てくれるようになり、壊されてからじゃ遅いからと、笑いながらおっしゃっていました。
査定したポイント
- 1、真贋鑑定
- 2、何層あるか?
Y様この度はお問い合わせいただきありがとうございます。
直接、ご自宅への出張査定ご希望でしたので訪問させていただきました。
天球は、写真でいうと一番上に置かれている球状の彫り物です。
内側に何層にも彫られていて、その一つ一つがクルクルと独立して動きます。
中国の伝統技法で、親子3代で数えきれないほどの時間を費やし彫りあげた、天球もあります。
1、真贋鑑定
象牙製品の中には多くの偽物、練物が存在します。
この天球も例外なくたくさんの偽物が出回っています。
象牙の真贋ポイントとしては、象牙特有のアミアミがあるかどうかと、偽物では柔らかすぎて彫る事ができない細かい細工が出来ているかを見ています。
今回のY様の天球は本物の象牙製の天球でした。
2、何層あるか?
天球の価値を決めるポイントは何層あるかという部分です。
層が有ればある程、職人の時間も手間もかかっていますので、査定額も高くなります。
そもそも、太くて大きい象牙が無いと、何十層もの大きな天球は彫れませんので、象牙を探すだけでも大変難しくなります。
20層を超える天球は珍しく、それだけに査定額も上がっていきます。
中国には50層を超える天球も存在するようです。価値としては、現在の金額に換算しても何千万円すると言われています。
今回の天球は12層でした。
通常12層ですと4~5万円という査定額ですが、天球を置く象牙の台座の彫が細かく素晴らしかったので、85,000円の買取額とさせていただきました。
その他の象牙に関する情報は、「象牙買取ページ」をお読みください
上記のような(象牙買取実績)査定のポイントなどのブログはこちらです。