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【必見】プラチナの全てをご紹介します! プラチナの良さや需要は!?

はじめに

皆さま「プラチナ」についてご存知でしょうか。

多くの人がプラチナを知っているのではないかと思われますが、今回はプラチナを奥深くまでご紹介していきたいと思います。

プラチナの成分や、プラチナが何に使用されているか、プラチナの価格、プラチナの今後の値動き等沢山のご紹介をしていきたいと思います。

是非このブログにてプラチナの全てを知って下さい。

プラチナとは!?

プラチナとは、「白金」と呼ばれる希少性がとても高い金属の一種となります。

産出は南アフリカが全体の70%を占めており、その他はロシアとカナダのみとなっています。

プラチナは柔らかく伸びの良い金属ということで、用途が沢山あります。

ここでは簡単に説明しますが、まずは皆さんご存知のジュエリーですね。

日本では純白の輝きを持つことから純粋な愛の証拠として婚約指輪や結婚指輪に多く使われています。

結婚指輪でよく使われる理由として変質や変色の心配も無いのでずっと付けておくことが可能なので結婚指輪に向いているとされています。

次にプラチナの全体の6割を占めているのが工業用品に使われています。

皆さまが一番良く知っているのは自動車の排気ガスを抑えるための浄化触媒ですね。

今まではディーゼル車によく使われていたのでとてもプラチナの需要がありました。

他にも電化製品や医療機器など沢山の物に使われています。

プラチナの日本での流通

さて、プラチナは日本でどのような流通をしているのかを詳しくご紹介していきたいと思います。

1位 自動車触媒

先ほども簡単にご紹介しましたが堂々の第1位は自動車触媒です。

ここに全てのプラチナの内、6割が使われているほどとなっています。

自動車触媒と言われてもなんだかわからないという方に簡単にご紹介します。

自動車触媒は、排ガスの有害物質を触媒の酸化と還元反応によって無害な物質に変えてしまうことを指します。

簡単に言うと、これが無い場合には大気汚染がとても凄いことになってしまうということとなっています。

このシステムは光化学スモッグや大気汚染の対策として排気ガスの規制が強化されたことによって誕生しました。

2位 ジュエリー

こちらも先ほど簡単にご紹介しましたが、皆様が結婚指輪と考えるとプラチナが出てくるのと同じく2位となりました。

結婚指輪や婚約指輪にプラチナが使われる理由は代表的なものでいくつか存在します。

まず1つ目に純白の輝きを持つことから純粋な愛の証拠として婚約指輪や結婚指輪に使われるという日本の風潮があるからです。

この風潮によって日本の多くの人は結婚の際にプラチナの指輪を購入するのです。

そして2つ目に変質や変色することがないということです。

摩擦や高温、刺激にも強く、更には水に触れても変質や変色しないということも人気の理由です。

ずっと身に着けているものとなりますので、変質や変色しないというのは重要ですね。

3つ目にプラチナはどんなデザインにでもしやすいということです。

プラチナはしなやかな性質を持ち、粘り強い金属です。

だからこそ、プラチナを加工してできるデザインの幅が広がるため、多くの人々に愛されているのです。

指輪に使われていることをご紹介しましたが、その他にもネックレスやピアスなどに使われることが多くあります。

このようにプラチナはジュエリー業界にとってとても重要な存在があるのです。

3位 プラチナ投資

金と同じようにプラチナにも資産価値があります

プラチナは毎日値段の値動きがあるため、この値動きに合わせてプラチナへ投資をする人もいるのです。

金投資やプラチナ投資は昔から行われていたので知っている人もいるのではないでしょうか。

今現在はプラチナの価値が下がっているので投資を始めるのであれば今が最適かもしれませんね。

工業用需要 ディーゼル車の存在

ディーゼル車とは、軽油を燃料にして走る車となっています。

今現在はガソリン車がメインとなっているため、ディーゼル車は減っているのです。

燃料費ガソリンよりも軽油のほうが安く済ませることができるのでトラックや、バスなどはディーゼル車を使っているものもあります。

しかし、2015年にフォルクスワーゲンの排ガス問題が発生してから不信感が世界中に多く広まり、ディーゼル車は大きく減っています。

排ガス問題によって海外では「ゼロミッション」(排ガスゼロ運動)が行われており、ディーゼル車の販売が禁止されているのです。

そして日本でも大気汚染の問題からディーゼル車が減っていましたが、今現在はクリーンディーゼルという新たなディーゼル車が生まれたため少しずつ普及してきているのも事実です。

そしてなぜ、プラチナとディーゼル車が関係しているのかと言いますと、ディーゼル車の問題が発覚して以来、自動車触媒という装置が誕生しました。

この自動車触媒こそ、プラチナの需要が工業用品に増している大きな要因となります。

自動車触媒は、排ガスの有害物質を触媒の酸化と還元反応によって無害な物質に変えてしまうことを指します。

この自動車触媒を作るためにプラチナが使われているのです。

しかし、ディーゼル車自体の需要が減ってしまっているということから自動車触媒の需要も低くなり、ついにはプラチナの需要まで下がってしまっているというのが今の現状となっているのです。

プラチナの希少性

プラチナは金や銀よりも希少価値があるとされています。

生産量で表すと金の約30分の1の量となるのです。

これを聞いただけでも希少性が伝わると思いますが、更に紹介します。

採掘に関してですが、原石1tから3gしか採掘できないのもプラチナです。

プラチナ3gを採掘するために約8週間も掛かると言われています。

最後に生産性ですが、加工するにあたって、高い技術と時間を要するため生産性は低くなります。

おおまかですが以上のことからプラチナは希少であるということが証明されます。

更に日本ではジュエリーに多くのプラチナを使用するため、希少性が高いプラチナは希少価値がつくということになります。

プラチナと金の違い

それでは、次にプラチナと金はどう違うのかを見ていきましょう。

プラチナとは

プラチナは元々「白金」と呼ばれていますが、現在の日本ではプラチナという名前が多くの人々に認識されています。

元素記号は「Pt」となり、銀白色に輝く美しい外見と白い光沢があります。

酸に強く、耐蝕性があるので水にも強く変形や変色も少ないとされています。

生産国は南アフリカとロシアとなっていますが、総生産量の7割以上を占めているのが南アフリカとなっているのです。

そしてプラチナの色に酷似しているのがホワイトゴールドとなっていますが、ホワイトゴールドとプラチナは全くの別物となっています。

金とは

金の元素記号は「Au」となっており、多くの人々が金の存在を周知しているのではないかと思われます。

金も自然に酸化してしまったり、腐食することはありません。

そして仮に溶けてしまった場合でも時間が経ち、固まればまた金として生成されます。

よく皆様が想像するのが金の延べ棒かと思われますがあれこそが金がほぼ100%の純金というものです。

アクセサリーによく使われるのがK18となっており、金の含有量が75%のものとなっています。

生産国はアメリカ、オーストラリア、中国、ロシアとされています。

金の売り時記事もご覧下さい。

価値の違い

金の年間生産量は約3,000tとなっていますが、プラチナの年間生産量は約200tとされています。

そして更に、金がこれまで精錬されてきた量は約186,000tとなっていますが、プラチナは地上在庫量が約5,000tしか無いと言われています。

この数値を見ると気づくかもしれませんが、プラチナは金の約40分の1しか地上に存在しないということになります。

金よりも希少価値があり、更に他の貴金属よりも希少な存在となっているのです。

金は約80%が宝飾品に加工されて流通していますが、プラチナは約60%が自動車触媒として需要があり、30%が宝飾品の加工に流通しています。

そしてプラチナの宝飾品に対して需要を持っているのは中国と日本が多いとされています。

価格の違い

先ほど説明したプラチナの希少性によってプラチナの価格は長い間金を下回ることはありませんでした。

2008年にはプラチナの価格が大きく高騰し、ニュースにもなったほどです。

しかしリーマンショックが起こり、プラチナの価格は暴落し始めてきました。

そして2011年以降からプラチナの価格が金の価格を下回るという逆転現象が起こり始めました。

そこからプラチナの価格は上昇や下落を繰り返し、今現在も金価格を下回っているという現状となっています。

更に今現在はトランプ政権により、金価格がとても大きく上昇し、金の価値とプラチナの価値は大きく差がついてしまっています。

金とプラチナの需要の差

金は多くの国から宝飾品としての需要があるため、市場が大きくなり、価格の安定性があります。

しかしそれに比べてプラチナは工業用としての需要が多いため、世の中の景気に左右されてしまう部分が大きいのです。

だからこそ不景気の時に安全資産として購入する人もいます。

今後、世界の景気が回復することによってまたプラチナの価値が金を上回る磁気が来るかもしれません。

プラチナの種類、刻印

さて、ここからはプラチナの種類(純度)についてご紹介していきたいと思います。

プラチナは85%~99.95%までの純度があり、それぞれに呼び方が示されています。

pt999

これがプラチナの最高純度である99.95%の示し方です。

このpt999はプラチナ以外の金属を混ぜていないので、柔らかく伸びやすいのと同時にキズがつきやすくなってしまいます。

このpt999はよく指輪で使われているようなきれいな銀白な色をしていなく、黒っぽい色があるのでジュエリーには向いていません。

基本的にインゴットにて使用されます。

pt950

このpt950はプラチナジュエリー国際基準を満たしているとされる純度となります。

純度は数字通り、95%となっています。

このpt950は金属アレルギーになりやすい人にはオススメできる純度であり、ジュエリーとして好む方も多くいます。

しかし、純度としては上から2番目となり、柔らかさがあるため加工がしにくく、キズがつきやすくなってしまっているのでそこは考えなくてはなりません。

Pt900

このPt900は純度90%となっています。

先ほど説明したpt999やpt950よりも割り金を混ぜているので強度が強くなっており、キズがつきにくく、変形もしにくくなっております。

だからこそ、日本ではこのPt900をジュエリーに使うことが多くなっているのです。

プラチナジュエリー=Pt900のような風潮となっていますが、純度が他に比べて低いので値段も安く抑えることができます。

pt850

このpt850は純度85%となっています。

硬度はPt900よりも硬いので、ネックレスのチェーンなど強度を求められるものに使用されることが多くなっています。

85%とはいえ、プラチナですのできれいな銀白色があるのと、ここまで紹介してきた純度よりも一番お手軽価格ということで多くの人々に愛されています。

Pt100

極稀にですが、pt100という刻印のものがあります。

このpt100はプラチナに似せた偽物と思ってください。

偽物と断定できない理由はpt100の刻印の通りに10%のプラチナが含有されている場合があるからです。

しかし、10%のプラチナのアクセサリーに対して買取業者は値段をつけることができません。

仮に10%のプラチナが含有されていたとしても「精錬」という10%のプラチナを取り出すための作業に時間とお金が必要とされるので買取業者は買取しないのです。

Pmの存在

プラチナの刻印をご紹介してきましたが、それぞれの刻印によって「Pt999」や「Pt900」のように刻印がありました。

プラチナの刻印は「Pt」とご紹介してきました。

しかし今現在流通しているプラチナの中に「Pm」という刻印が施されているものもあります。

このPmにも900や850のようにそれぞれの純度によって異なる刻印が施されているのです。

ではPtとPmはなにが違うのでしょうか。

答えはpmは昔作られたものか、海外で作られたものということです。

基本的には刻印通りの純度となっていますが、pmの後に数字がついていないパターンのpmは純度がわからず、850以下になっている場合があります。

この場合お値段をつけることが難しくなっており、買取不可能となってしまう場合があります。

しかしpmが100%買取不可能ということではないので、一度買取業者に持っていき査定をしてもらうことをオススメします。

プラチナ投資とは??

金には資産価値があり、投資目的で金を購入している人々もいます。

しかしそれは金に限らず、プラチナでも行われていることをご存知でしょうか。

プラチナ投資はプラチナの資産価値にお金を払い、資産の保全や管理を行うこととなります。

そしてプラチナの金額が購入時よりも高くなった時にプラチナを売却し、儲ける方法となります。

プラチナは今現在、価格が大きく下がってしまっています。

その大きな理由は主な生産国の南アフリカの財政状況の悪化とプラチナを多く消費していたディーゼル車の需要の低下がこのような事態を招いてしまっています。

「プラチナの価値が下がって安く買えるなら投資をするチャンスじゃない?」と思われているかもしれません。

この答えは賛否両論です。

まず、プラチナの価格が下がっている=投資のチャンスというのも正解です。

安いときに購入して高くなったら売却するというのは投資の基本ですからね。

その逆に今後ももしかしたらプラチナの価値が下がっていってします可能性があるという意見もあります。

だからこそ、念入りにプラチナ投資について考えて始めなくてはなりませんね。

ちなみに私はプラチナ投資に賛成派です。

プラチナの査定ポイント

それではお待ちかね、プラチナを査定する際のポイントをご紹介していきます。

① 刻印

まずはプラチナの純度を確認します。

純度によってそれぞれ買取額が変化してくるからです。

基本的にpt999~pt850までの刻印であれば買取可能となります。

それぞれ1g当たりの買取額がそれぞれの買取業者によって決められているので確認すると良いでしょう。

② 重さ

刻印にて純度が判明したらプラチナの重さを測ります。

仮に当日のpt950の価格が3,000円だとします。

そして重さが10gだったとします。

その場合pt950の3,000円×重さの10g=30,000円となります。

その日のプラチナ価格とg数を掛けるとプラチナの価格が算出されます。

③その他宝飾品

プラチナのリングにはダイヤや、サファイアなどの宝石が付属していることが多くあります。

もちろんこの宝石にも値段がつくことがあります。

しかし、宝石は宝石の別途査定ポイントがありますのでその基準に値段をつけていきます。

宝石だけで数十万円つくものから、宝石があっても0円のものまで存在します。

宝飾の買取実績も併せてご覧下さい。

宝石に関しては査定をしてくれた人にいくらついたのかを聞くと良いでしょう。

今後のプラチナの値動き予想

さて、今後のプラチナの値動きはどうなっていくでしょう。

今現在プラチナが下がっているとご紹介しましたが、今後プラチナは上がる見込みがあるのでしょうか。

金の値上がりがとても激しいのであまり目につきませんが、プラチナが最近一番下がった時に比べ少しずつですが、値上がりしています。

プラチナは景気に左右されるというご紹介をしましたが、今後景気が良くなればどうでしょう。

プラチナの価値は元に戻る可能性が高くなっています。

そして、2030年には中国が燃料電池車を100万台生産する計画を公開しています。

この燃料電池車はプラチナを触媒として使う車となっているようなので、プラチナの需要が大きく上がるのではないかと予想することができます。

今現在安くなっているプラチナを購入し、いつかプラチナの価値が戻った時に売却することができればお小遣い稼ぎができそうですね。

しかし、今が安いからプラチナを購入しておこうというような無知な考えでプラチナ投資をすることは決してオススメすることはできません。

しっかりと知識をつけてタイミングを見計らって購入するようにしましょう。

プラチナを高く売却する方法

それでは、プラチナを高く売却する方法をご紹介していきたいと思います。

ご紹介したようにプラチナは純度によって買取価格が違います。

そして、日によって買取価格も変動します。

ですので、売却をするその日の買取価格と重さを掛けることが基本的なプラチナの価格となります。

ただのプラチナのアクセサリーに関してはここまでとなりますが、ブランド物のプラチナアクセサリーや宝石がついているプラチナのアクセサリーは買取価格が上昇する場合があります。

ブランド物プラチナアクセサリー

まずは、ブランド物のプラチナアクセサリーを高く売却する方法をご紹介していきたいと思います。

ブランドもののプラチナアクセサリーはプラチナの地金価格とそのブランド価値がつきます。

ブランド価値がつくものとつかないものがありますが、つくものに関しては状態の良し悪しや付属品の有無によって買取価格が変化してくるのです。

まずブランド価値のつくブランド物のプラチナアクセサリーを購入すると共箱や保証書などの付属品がついてきます。

購入してこのような付属品を捨ててしまう人もいると思いますが、もしかすると将来売却する可能性があるので捨てずにきれいなまま保管しておくことを強くオススメします。

次に状態に関してですが、ブランド価値のつくブランド物のプラチナアクセサリーはキズや無駄な刻印が入ってしまうと価値が下がってしまいます。

結婚指輪などはイニシャルを入れる人も多いのではないかと思います。

結婚指輪を売却することを考えて購入する人は少ないのではないかと思われますので刻印に関しては仕方のないことになるのですが、できるならば刻印が無いほうが再利用できるので高く売却することが可能となっています。

刻印は少なければ少ないほどブランド価値が保てるので売却を考えている方はあまり入れない方が良いと考えられます。

無名プラチナアクセサリー

ブランド物ではないプラチナアクセサリーに関してですが、無名のプラチナアクセサリーは地金価格で買取が行われることが普通となっています。

プラチナ コラム9

しかし、デザインに手が込んでいるものなどがあればデザイン価値というものがつきます。

ですので、キズが付かないように丁寧に扱ってあげることが大切です。

水などに濡れた場合でもできるのであれば拭いてあげるようにするときれいな状態でアクセサリーを保管することができます。

刻印も入っていなければ、入っているものよりは高く買取をすることが可能となっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

プラチナにおいてご紹介できる全てをご紹介してみました。

プラチナのアクセサリーは日本で身近な存在にあるかもしれませんが、このように知らないことも沢山あるのではないでしょうか。

プラチナは多くの使用用途があり、金と同じで価値がなくなることはないとされています。

そのようなプラチナの価格が今現在下落しているということで、今回はプラチナ投資に関してもご紹介させて頂きました。

私たちラフテルはプラチナの買取も開業して以来長く続けてきています。

多くの買取実績があるように、プラチナの買取には日々力を入れています。

ですので、今後プラチナを売却しようと考えているお客様がいらっしゃれば是非ラフテルまでお問い合わせ頂ければと思います。

ラフテル本社は東京の御徒町駅付近にあります。

そのまま本社へ来店して頂いても構いませんし、遠方のお客様のために「宅配買取」や「出張買取」もご用意しております。

ですので、何かわからないことがあれば、是非ラフテルへお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

多くのお客様からのお問い合わせ、お待ちしております。

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