買取した商品のご紹介
本日はこのタンザナイトのリングです。
2.95ctの大きなタンザナイトがあしらわれた、可愛いらしいリングです。
土台にはプラチナPt900が使用され、サイドにはメレダイヤがあしらわれています。
タンザニアで産出されることからタンザナイトと呼ばれているこの宝石、現在はタンザニアのメレラニ鉱山でしか産出されていない希少なものです。
1967年にタンザニアのメレラニ鉱山で発見されました。約50年前ということは比較的に新しい宝石である事を示します。
タンザナイトはゾイサイトという鉱物に所属しており、青色に変色したものがタンザナイトと呼ばれています。
発見したのはマニュエル・ト・スーザーという方で、ルビーを探してる際に見つけたそうです。
青い鉱物を見つけ、彼はサファイアを見つけたと思い喜び帰ったそうですが、宝石学者に調べてもらったところゾイサイトだったそうです。
今でこそダイヤモンドより希少とされ近年、人気が高くなってきているタンザナイトですが、発見された当初は宝石としての価値は認められていなかったそうです。
その後、ティファニー社の手に渡り、「タンザナイト」と名を与えられて初めて宝石としてアメリカから世界へ名が広がっていきました。
今では12月の誕生石としても人気のあるタンザナイト、今回ご売却のお客様も12月がお誕生日だそうで、プレゼントでいただいたリングだったそうです。
状態
状態を見ていきます。
お客様いわく普段使い出来るデザインでは無かったため、ほとんど出番が無かったそうです。
それでも大切に保管されていたようで、状態はとてもよかったです。
タンザナイトも傷や内包物も少なく、良好な状態でした。
リング部分も汚れや擦れ傷もほとんどなく、お客様のおっしゃる通り、使用感の少ないリングでした。
査定額
66,000円
査定ポイント紹介
今回査定のタンザナイトリングですが、地金+宝石の宝飾品になります。
こういった宝飾品の査定は地金と宝石を別々で査定します。
以下が今回のリングの詳細です。
・土台(地金)…Pt900
・タンザナイト…2.95ct
・メレダイヤ…0.71ct
・総重量…10.2g
これらの詳細から、個々に査定をしていきます。
まずは土台である地金の部分からです。
地金の査定はその日の相場によってきまります。
査定日のPt900は2,800円(1g)でした。
総重量から宝石の重さを引いたものが地金の重さになります。
タンザナイトとメレダイヤの重さを引くと9.468gになり、これが土台の重さになります。
計算方法は、9.468g(重さ)× 2,800円(相場)=26,510円です。
次にメレダイヤです。
メレダイヤは合計で0.71ctありましたが、正直これくらいのメレダイヤは余りお値段がつきません。お店によっては0円ということもあります。
今回は少しばかりですが、リングのデザインとしてメレダイヤには4,000円をお付けさせていただきました。
最後に、今回のリングの主役でもあるタンザナイトの査定です。
タンザナイトは2.95ctのものがドロップカットになっており、豪華な印象を与えるデザインです。大きさ、色味、内包物を査定し、ガイ12,000円とさせていただきました。
(ガイ=1ctあたりの値段)
タンザナイトは2.95ctあるので、2.95ct×12,000円で35,400円となりました。
以上、3点の査定額を合計します。
「26,510円(Pt 900)+4,000円(メレダイヤ)+35,400円(タンザナイト)=65,910円」
65,910円となりましたが、少しばかり色をお付けさせて頂き、査定額は66,000円となりました。
まとめ
ご自宅に眠ってしまっている宝飾品がございませんか?
是非一度ラフテルにご相談くさい。
ラフテルは年中無休で査定依頼を受付しておりますので、沢山のお客様からのお問い合わせをお待ちしております。