名前:H様
年齢:70代
所在地:金沢市
買取した商品:日本刀 越前国住藤原吉包
買取した商品のご紹介
お持ち込みいただいたお客様が30代の頃から日本刀の収集を始められたそうで、収納する場所がなくなり、子供もいないため譲る人もいなく、唯一の趣向品だったそうですが、終活で売却をご決心されたそうです。
日本刀は、和鉄を繰り返し鍛錬された柔かい鉄を、同様に鍛錬された堅い鉄で包み込んで作成された刃物が刀です。
刀の反りは、焼き入れをするときに鍛錬された柔らかい鉄と鍛錬された堅い鉄の金属同士の収縮の差によって生まれます。
日本刀には寸法や形式によって短刀、脇差、刀、太刀等に分類されます。
今回買取した日本刀がこちらになります。
太刀の長さは、刀身約60cm(二尺)以上、約90cm(三尺)未満の物になり、脇差の長さは、3種類に分けられ、大脇差(54.5cm~60.6cm未満)、中脇差(40cm~54.5cm未満)、小脇差(40cm未満)、短刀の長さは、約30.3cm(一尺)以下のものになります。
状態
長年保管されていたのにも関わらず、目立った傷、目立った錆などがなく非常にきれいな状態でした。
お客様自身、保管の仕方にはかなり神経を使い保管されていたそうです。
査定額
査定額¥168000を提示させていただきました。
査定ポイント紹介
査定ポイントでは、まず登録証があることが前提で、銘があったとしても買取が不可になりますし、登録証がない物を所持していると銃刀法違反となり所持することができません。
ちなみに登録証の発行は所轄の警察署で刀剣類発見届の手続きを行い、居住されている都道府県の教育委員会で審査を受け、美術品価値としてあるものならば、銃砲刀剣類登録証が発行されます。
お持ち込みされたH様は、専門的な手入れ道具、目釘抜き、丁子油(ちょうじあぶら)、打粉(うちこ)、拭紙(ぬぐいがみ)、ネル布、ベンジンで定期的にお手入れされていたので非常にきれいでした。
そのため刃自体の輝きが有り、ゆがみも見受けられませんでした。
目釘穴には多少サビがありましたが、マイナス査定になるようなことがなく査定額をお伝えしたところ、大変満足されてお帰りになられました。
まとめ
この度は弊社ラフテルをご利用頂きましてありがとうございます。
弊社ラフテルでは、日本刀の買取強化を行っております。
銘がない日本刀でも買取しております。
日本刀、高額な貴金属など持ち運びが少し困難な物がありましたら、弊社ラフテルでは出張査定も行っておりますので全国出張承ります。
又、全国での無料査定も行っておりますので査定だけでも構いません。
刀以外でも多くの商品を取り扱っております。
日頃使用していないもの、タンスの肥やしになっているもの、捨てる前に一度弊社ラフテルへお問い合わせください。
弊社ラフテル従業員一同心よりお待ちしております。
桃園美術より転用