名前:R様
年齢:60代
所在地:高島市
買取した商品:可動品☆ セイコー 腕時計 ベルマチック 4006-6040 自動巻き 17Jewels ビンテージ 現状渡し メンズ時計
買取した品物のご紹介
本日はセイコーのベルマチックをお買取りさせて頂きました。
この時計は1967年に発売開始された、セイコー社のヴィンテージウォッチです。
しかもご依頼頂いた時にもしっかりと可動しており、R様が長年手入れを欠かさず大切にされてきた事が伺えます。
R様もお年を召され使用する機会が少ない事から、次の時計の好きな人に譲ろうとお考えになりご依頼頂きました。
状態
画像からもお分り頂ける通り大きな傷や目立つ汚れ等は一切なく、半世紀以上前の時計という事を忘れてしまうほど状態がいい物でした。
ガラス部分やリューズ付近も細かく拝見させて頂きましたが特に気になる点はありませんでした。
ベルトの裏部分に若干の変色や汚れ、傷がが見られました。
ベルトの裏部分は机等にぶつけてしまう確率が高く、使用しているとどうしても傷がついてしまう部分になります。
傷を着けたくない場合は使用する際に細心の注意を払う必要があります。
査定額
¥15.000-
50年以上前の時計に1万円以上お値段が付くと思っていなかったらしく大変驚かれておりました。
査定ポイント紹介
時計を査定するにあたり大きなポイントが3点あります。
その3点が時計が稼働しているかどうか、外観の使用感、中古市場での人気度となります。
まずは稼働しているかどうかを拝見していきます。
今回のご依頼品はお持ち頂いた際に稼働しているのは確認できました。
しかし50年以上前の時計という事もあり、念の為に裏蓋を外しムーブメントも拝見させて頂きました。
こちらの時計は1967年から1970年代後半まで販売されていたロングランモデルです。
現在では廃盤品の扱いの為、故障してしまっていると致命的となってしまいます。
内部の部品の製造が終わってしまっている場合や、純正パーツの高騰などが上げられるからです。
従って修理が必要な場合の状態と、不要な場合の状態とでは査定額が大幅に変わる場合がございます。
廃盤品の時計はこういった背景からじっくり細かく査定させて頂く必要があるのです。
次に時計の外観を拝見していきます。
先程も記述した通り綺麗に使用し保管されてきた事が伺える状態でした。
時計のガラス部分に傷やカビなどが見られると大幅に査定額に影響してしまいます。
あまりにもひどい傷やカビがある場合、次使用する際にガラスの交換が必要になる場合があるからです。
なるべく使用した後はセーム革で綺麗に拭き掃除をし、湿気の少ない場所での保管をお勧め致します。
最後に見ていくのが中古市場の人気度になります。
こちらの時計はセイコー社が日本で初めて、自動巻き時計にアラーム機能を搭載したモデルとなります。
デイデイト、カレンダー、アラーム機能を搭載しバーインデックスには夜光が施されております。
この使い勝手の良さから当時のビジネスマンから高い評価を受け10年以上のロングランモデルとなったようです。
そんなベルマチックですが今でもコレクターやファンから根強い人気を得ています。
これは長年使用してきており故障したとき用に予備としてと考える方や、内部のパーツが欲しい方、純粋に機能性やフォルムに引かれている方など理由は様々です。
中古市場で人気の高い時計は何年前の物であっても、お値段が高くなる傾向にありますので査定額が高くなりやすいです。
さらに今回のご依頼品は可動品であった為、大いに査定額に反映させて頂く事が出来ました。
まとめ
いかがでしょうか。
ご使用されていない時計が思いもよらぬお値段になる場合がございます。
ご家族から頂いたり受け継いで使っていなかった時計が、中古市場では人気の高い時計の可能性があります。
今一度確認してみて下さい。
弊社では無料鑑定も行っておりますので、お気軽にご相談下さい。