名前:M様
年齢:50代
所在地:那須塩原市
買取した商品:Pt900 エメ 5.9g 1.80ct 0.70ct
買取した品物のご紹介
今回ご依頼頂きましたアイテムはエメラルドのペンダントトップです。
中石にエメラルドを使用したプラチナのペンダントトップです。
M様によりますとお母さまが昔使われていたもので、亡くなられた際に形見として譲ってもらったそうです。
数回着用したものの近頃は外出する機会もなく、つけていく場がなかったためにしまいっぱなしだったとのことです。
このまま宝の持ち腐れになってしまうよりは売却したほうがいいのではとお考えになられ、今回弊社までご相談に来られました。
状態
エメラルドの状態を確認していきます。
カラーやカケやキズの状態、内包物の有無や入り方など注意深く見ていきます。
カラーは標準的な色味で、カケなどはありませんがややインクルージョンが見られます。
裏側からも見ていきます。
地金部分には細かな傷はありますがご使用に支障のあるほどではありませんでした。
また、中石と脇石の石目(カラット数)の刻印が見ることができます。
査定額
88,000円
今回お持ちいただいたお品は色味も透明度も一般的なクオリティで大きなマイナス査定もなかったため、このお値段を出させていただきました。
査定ポイント紹介
エメラルドのプラチナトップの査定ポイントをご紹介いたします。
まず一番初めに確認したいポイントはやはり大きさです。
宝石は一般的に大きいほうが価値があります。
自然界の中で産出される宝石の原石は、宝飾品になるまでにカットされ研磨されます。
宝石としてのクオリティを保ったままサイズも大きいものはめったに存在するものではありません。
また基本的に大きい宝石はそれだけで見る人にインパクトを与えるものです。
そういった大きなサイズの宝石は誰もが欲しがるもので、人気がありますので、価値が高くなりやすいです。
次に色味です。
エメラルドは緑色の宝石です。
一口に緑色と言っても色味や色の濃さは千差万別です。
お値段の付きやすい人気のあるエメラルドというのは青すぎず黄色すぎず、濃さも濃いほうがいいですが濃すぎてもいけません。
くすみのない深い緑色が好ましく、このあたりの判断は豊富な経験を持つ鑑定士でないとなかなか難しいものです。
三つ目にインクルージョンの有無、透明度になります。
エメラルドは一般的にインクルージョンが多い宝石ですのである程度は仕方ありませんが、輝きに影響のあるくらい多いと価値も下がってしまいます。
また、あまりにもインクルージョンが多すぎると割れやすくもなってしまいますので注意が必要です。
そのほかにも宝石以外の地金の価値やデザイン性なども総合して査定いたします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
エメラルドはダイヤモンドの4Cのような明確な評価基準は存在しませんので査定が非常に難しいお品です。
宝石のご売却を考えてらっしゃるのならば経験豊富な鑑定士が多数在籍する弊社ラフテルまで是非ともご相談ください。