名前:S様
年齢:50代
所在地:小樽市
買取した商品:咸豊重寶 背當五十 重量約65.9g
買取した品物のご紹介
今回S様にお持ち込み頂いたお品物は、咸豊重寶(かんぽうじゅうほう) 背當五十 重量約65.9gです。
中国の清時代に高い額面の通貨として使用されていた物です。
年代によって表記やサイズ、重量なども異なるためひとくくりに咸豊重寶といっても種類がとても多い通貨です。
S様のお父様が世界の通貨を趣味で集めていたそうで、そこから頂いたものだそうです。
自分は持っていても価値がよくわからないし、欲しがる方がいるのであればということで今回お持ち込み頂きました。
状態
まずは状態を見ていきます。
発行されてから150年以上経過している年代物ですので、傷や汚れ、くすみなど劣化が激しいものになります。
下の写真からも削れや汚れが確認できるかと思います。
査定額
今回こちらの咸豊重寶には100,000円のお値段をつけさせて頂きました。
S様はそんなになるのかと大変驚かれていました。
いただきものでそんなに価値があるものだとは思っていなかったみたいで、何千円にでもなればいい方かなと思っていたそうで、お値段をご提示させて頂いたところ、ご売却を即決していただきました。
査定ポイント紹介
それでは査定のポイントをいくつかご紹介していこうかと思います。
まずはこれだけ昔の物が形として残っていること、枚数が少ないのでマニアの方がとても多くそれだけでプレミアの価値が付きます。
そして中国古銭は全てではないですが、比較的サイズが大きなものに価値が付くことが多く、こちらは額面(当十五)で他の咸豊重寶より額面が大きく価値が高いものになります。
こちらはサイズを表記した写真です。
同じ咸豊重寶でも額面が大きいものだったので他の額面の物と比べても価格が高くなりました。
こちらは重量を表記した写真です。
1円が1gといわれていますので、相当な重さだと写真からも感じれると思います。
こちらの通貨がラミネートされた状態、またはケースなどに入れられて綺麗な状態でしたらさらに高額なお値段となっていた可能性もございます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
最近では断捨離をされる方がとても多くなってきたと感じますが、整理していく段階で今回の様に価値が全く分からない、というものが出てくるかと思います。
S様の様に価値がわからないけど実際に持ってきてみたらこんな値段になった、というケースは沢山ございますのでよくわからないからと捨てる前に一度お見せいただければと思います。
今回は古銭のお買取りとなりましたが、宝石を使ったアクセサリー類や地金類、シャネルやヴィトンなどのブランド品、使わなくなったカメラや切手、テレカなどのお買取りも行っております。
また、今回はご来店いただいてのお買取りとなりましたが、このようなご時世で外出されるのが気になるという方には出張査定も行っております。
その他ご不明点やご質問等ございましたらお気軽に弊社までご連絡頂ければと思います。