こんにちは鑑定士の鎌田です。
今回は60代のお客様が昔若いときに記念に購入したというダイヤのリングを買取しました。
プラチナのリングでダイヤはブルーに近いグリーンダイヤで1.09ctあり多くのメレダイヤで装飾された大変綺麗なリングでかなり職人の技術が感じられる手の込んだリングです。
ダイヤの鑑定で大事な4Cとは
まずダイヤの鑑定についての4Cとはどういったことか説明いたします。
①カラット(重さ)
②クラリティ(透明度)
③カラー(色)
④カット(プロポーション)
以上がダイヤの査定に重要な4Cです。
これらが鑑定するための基準で複数のダイヤの鑑定で1つ同じグレードがあっても他の3つの要素が違うと大きく価格が変わってきます。
特にカラットに関しては大きいほど小売価格に反映してきますので鑑定するに当たっては一番最初に見る部分でもあります。
特に1Ct以上の大きいダイヤなどはクラリティーが悪いものも多く購入価格が高いからといっても透明度が高いとは限らないので鑑定書と実物を照らし合わせて要鑑定する大事な部分です。
一部の買取では石が小さいからお値段がつかないなどの安易な鑑定もあるので注意が必要ですので経験豊富なベテラン鑑定士に依頼するのがベストかもしれません。
ダイヤモンドの重要な部分カットとは
この写真のように非常に見た目も美しいダイヤはカットも非常に優秀です。
4Cの中でもカラット、クラリティー、カラーは元来のものですがカットは人の手が加えられる重要な部分でただカッコ良く見せるためのカットではだめでプロポーションや角度がよくなければ本来のダイヤの輝きが発揮されなくなるのでやはりこのカットは重要な要素です。
さまざまな角度からみても透明感があり輝いてるのはカットとしても評価が高いものが多く高額査定となります。
査定額
今回の買取金額はグリーンダイヤでは高額の15万9千5百円の高額査定となりました。
先ほど述べたカットや見た目の輝きなどが高評価となりました。
お客様もグリーンダイヤはあまり値段がつかないと思っていたそうで大満足されていました。
カラット(重さ)も1.09と大きめの石も高評価となりました
4Cのグレードはともかく1.0Ct以上のダイヤは高額で販売されている為よっぽど4Cのグレードが低くない場合は市場での値段が付きやすいです。
今回のダイヤは石の裏から見ても内包物も少なく非常に綺麗なもので装飾されていたメレダイヤも綺麗で透明度が高いものが多く使われていたのも合わせて総合的に高評価となりました。
まとめ
今回ダイヤの鑑定で大事な4Cを説明しましたが全て細かいランクがありそれによって価格も大きく変わってきます。
まずカラットなどは例えば1Ctの大きなダイヤでもカットやクラリティーの違いで数万から数十万の価格差があります。
多くのお客様がカラットが大きいと高額な金額で購入してるため高額買取を期待してます。
逆にカラットが小さくとも4Cのグレードが高く高額査定が期待できる場合が多くあります。
そしてダイヤモンドだけに発行された鑑定書というものがあります。
これには4Cについて鑑定士の鑑定結果が表記されていてグレーディングレポートとして発行されています。
しかしながら高額で買ったダイヤも複数の買取店で見てもらったら鑑定書の内容と大きく違っていたなどの話しを耳にしますので鑑定書の記載内容と実物をよく照らし合わせて鑑定しなければならず鑑定士の見立てや腕の見せ所です。
やはり鑑定士に限らず一般の方や誰が見ても綺麗で透明感のあるダイヤは4Cのグレードも高いです。
やはり見た目の美しさも重要な要素です。
買取店によっては色が入ってるからとか石が小さいなどの理由で安価で買い取るお店もるようです。
そのためしっかりと4Cの説明と状態をみて鑑定してくれるお店をおすすめします。
当店では多くの買取実績から4Cにそった丁寧なダイヤの鑑定を行っております。
もしご自宅に眠っているダイヤ等ございましたらぜひお持ちください。