名前:T様
年齢:70代
所在地:日立市
買取した商品:K18 ルビー12.4g R1.30ct D0.11ct
買取した品物のご紹介
今回お持ち頂いた品物はルビーのリングです。
T様がお若い頃に購入された品物です。
購入当初はよく使用していたようですが、年齢と共に使用機会が減ってしまったそうです。
譲り先もなく、今回手放すことを決意されたそうです。
ルビーは7月のお誕生日石に指定されており、夏の輝く太陽のような真っ赤なルビーには神秘の力が宿っていると古くからお守りとして身につけられていたそうです。
ルビーの名の由来としてラテン語で「赤」を意味する「ルベウス」を語源とすると考えられています。サファイアとともに、ダイヤモンドに次ぐ硬さで硬度9とされています。
また、酸化アルミニウムの結晶からなるコランダムという鉱物からできています。
そのコランダムの特徴として純粋な状態では無色透明ですが、そこに1.89%の酸化クロムが入り込むことによりあの鮮やかな赤色が美しいルビーが誕生します。
ルビーの色味は産地によっても若干異なります。主要産地はミャンマー,タイ,スリランカ,ベトナムなどが挙げられますが、中でもミャンマーに位置するモゴックはルビー渓谷としても有名で上質なルビーが産出されるようです。
状態
まずは正面から見た状態です。
ルビーは目立った傷や欠けがなくきれいな状態でした。
しかし、いくつか鮮やかさが欠けているルビーが目立ちます。
一方、メレダイヤは肉眼で分かるように傷や欠けが見られます。
また、ルビー同様鮮やかさが欠けているメレダイヤが目立ちます。
次に土台の金属部分を見ていきます。
肉眼で見てわかるように傷等が目立ちます。
金はやわらかい物質となっていますので、硬いものにぶつかってしまうと傷がついてしまいます。
査定額
91500円にて買取させていただきました。
お客様もこのお値段に納得されていた様子でした。
査定ポイント紹介
それではルビーの査定ポイントを抑えていきます。
まず、ルビーの評価基準は大きさ(Carat)、カラー(Color)、カット(Cut)、クラリティ(Clarity)となっております。
その中でもカラー、クラリティが最も評価を左右します。
色が濃く、透明度も高く、インクルージョンもほとんどないルビーは高額の価値が付きます。一方、色が薄いもの、濃すぎるもの、インクルージョンが多く透明度が低いものは価値が下がってしまいます。
また、その宝石の価値に加えて土台の貴金属の価値によってお値段がお決まりします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はルビーのリングについてご紹介させていただきました。
サイズが合わなくなってしまった、使用する機会がなくなってしまったアクセサリーがご自宅にございましたら、ぜひ一度ご相談くださいませ。
また、弊社では宝石のみならず時計、カメラなど様々な買取を行っております。
ご不明点やご質問ございましたらお気軽にご連絡ください。
お客様のご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております。