モルガナイトってどんな宝石?
今回は宝石の査定買取を致しました。
ネックレスとトップの組み合わせです。
ピンクアクアマリンって聞いたことありませんか、しかしアクアマリンはブルー色ですよね、実はピンクのアクアマリンとされているのがモルガナイトなんです。
モルガナイトってあまり耳にしたことがないと思いますので少しお話してみます。
宝石は様々な種類に分類されておりますが、今回はベリルという分類でモルガナイトのネックレスです。
宝石の分類の中でベリルがあり、最も有名なのは誰しも耳にしたことのあるエメラルドで緑色です、水色がアクアマリンでしょう。
他にも黄緑色のベリルのヘリオドールもあります。
そしてピンク色がモルガナイトとになりますが、実はピンク色にも様々な色味があります。
淡色のピンクや茶色っぽいピンクも存在しますが、価値が高いのは透明度があり純粋なピンクとすこし青みのあるピンクです。
モルガナイトは先にも述べたとおり、様々なピンクがありますので人工処理として加熱処理が施されている場合が多いです。
加熱することにより純粋なピンクに変化します、逆に無処理で色味のいいモルガナイトはとても希少であるということになります。
産出するほとんどの石は内包物が多いので宝石品質には達しませんのでパワーストーンとしてブレスレットなどに利用されといるケースも多いです
その中で透明度が高く彩度の良いピンクが宝石としてのモルガナイトと評価され宝飾品となるのです。
この度お買取りさせて頂きましたモルガナイトは5.61ctあります。
周りに0.5ctのダイヤが施されており宝飾品として際立たせておりますね、地金素材もK18WGを採用されておりまして重量は8.6gあります。
画像をご覧になってお解りになると思いますが宝飾としてのモルガナイトは透明度があります、角度によりピンクの色味が濃かったり淡かったりしますがとても綺麗ですね。
今回のモルガナイトのお買取り価格は110,000円となりました。
モルガナイトはダイヤモンドやエメラルドと比べてその価値は
宝石はやはりよく耳にするダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルドが価値が高いとも言えるかも知れません、それだけ憧れがある証です。
モルガナイトはダイヤモンドやベリル系のエメラルドと比較してどれくらいの価値があるのかですが、残念ながらダイヤモンドにもエメラルドにも及びません。
今回のように5.61ctもの大きさであればダイヤモンドの場合4cのバランスが良ければ一桁は違う査定価格になるでしょう、エメラルドの場合でも数十万の査定価格が付くctです。
その理由としてモルガナイトはまだ歴史が浅く発掘されてから100年ほどしか経過していないことから認知もされていない宝石で、ピンクアクアマリンと呼ばれることもあります。
先にも述べておりますがモルガナイトは透明度と色味で随分と価値が変わってしまいます、宝石よりも実際はパワーストーンとしてブレスレットなどにアクセサリーとして施されている事のほうが多いでしょう。
今回のように宝飾としてのモルガナイトも御座いますがダイヤモンドやエメラルドのように指示されていないのも事実です、今後どのように人気が出てくるか気になりますね。
まとめ
宝石の種類はたくさんあります、まず四大宝石とされているのがダイヤモンド、ルビー、
サファイア、エメラルドと言われていますね。
ダイヤモンド以外にコランダム系のルビー、サファイアがあります。
そして今回のベリル種やアレキサンドライトのクリソベリル種などがありガーネットもあります。
まだまだ種類はありますが今回はベリル種のモルガナイトについて少しお話してみました。
査定時にお持ち込み時はお客様はピンクアクアマリンとおっしゃっておりましたが、お買取りさせて頂く頃にはモルガナイトとお呼びになり少し宝石について知識が増えて満足されてお帰りになりました。
ご来店誠に有難うございました。