名前:A様
年齢:70代
所在地:町田市
買取した商品:日本刀 長光 長さ74.8cm 刀身重量約780g 錆びあり
買取した品物のご紹介
こんにちは、ラフテル鑑定士の荒関です。
今回買取させて頂いたお品物は日本刀になります。
日本刀は古墳時代から使われており、明治時代まで使われていました。
1867年に廃刀令が出され、刀の価値がとても下がってしまいました。
刀の価値がなくなった影響で鍛冶屋なども廃れていってしまったそうです。
そんなに本当に価値があるのかといわれると実はあるのです。
というのも、廃刀令の関係で日本刀を持たなくなってしまったのですが、今は骨董品と同じような形で欲しい人がたくさんいらっしゃいます。
廃刀令が出てしまったのに、日本刀を持ってもいいのかと思われたと思います。
今は銃砲刀剣類取締法というものがあり、所持していて銃刀法違反で警察に検挙されてしまうことがあります。
そんなことになるなら、価値がないのではないかと思われたと思います。
しかし、登録票という物があれば、所持していても問題はありません。
注意して欲しいのが、おじい様が買って亡くなってしまい、譲り受けたまたは残ってしまったなどで登録票がない場合でも逮捕になってしまうこともあるそうなので、確認していただければと思います。
状態
長光の名前が彫られています。
部品すべてに強い錆が出ています。
査定額
160000円
査定ポイント紹介
こちらの商品査定ポイントは3つほどあります。
一つ目は状態です。
こちらのお品物上記でも記載している通り、錆がすごいあるお品物でした。
この錆がないだけで倍以上のお値段がつきました。
商品もご自身のお品物ではなく、なくなったおじい様のお品物だったそうで、手入れもしていなかったそうです。
錆のほかにも縦線や刃こぼれなどでもお値段が大幅に去ってしまうので注意していただければと思います。
二つ目が銘になります。
本来70cmほどの長さのお品物だと綺麗な状態でもここまで値段がつかないものもあります。
今回のお品物がこの状態でなぜ16万円もついたかというととても有名な方が作られていたからになります。
やはり、骨董品のような形になるので、名前が通っている方が作ったお品物は集めている方にとってはすごい魅力的に映ります。
最後に三つ目は登録票です。
こちらは銃砲刀剣類取締法の説明でも大事という風にお伝えしましたが、ご売却するときも大事になります。
結論からお伝えすると登録票がないと買取ができません。
持ってないという人は事情を説明して警察の生活安全課や都道府県の教育委員会へ相談すると作れるそうなので、一度調べてみていただければと思います。
まとめ
今回は日本刀の買取をさせていただきました。
ご自宅に置きっぱなしになっていたり、片付けようかか迷っている日本刀はないでしょうか。
お電話いただければ、対応はできますので、ご気軽にご相談ください。
お客様のご来店・お問い合わせをお待ちしております。