名前:K様
年齢:70代
所在地:浜松市
買取した商品:日本刀 刀 脇差 わきざし 在銘 肥前國忠吉 長さ52.8cm 刀身重量約510g 錆あり 4万
買取した品物のご紹介
今回買取をさせていただいた品物はこちらです。
・お品物情報
日本刀。
種類 脇差。
在銘 肥前國忠吉。
サイズ 長さ52.8cm
重さ 刀身重量約510g。
上記のようになっております。
お客様によりますとお兄様の趣味が刀を集めたり、研いだりすることだったらしいのですが、もう他界しており、持っていても仕方ないし、わからないとのことで今回お買取りをさせていただきました。
・肥前國忠吉について。
この刀日本刀は肥前國忠吉によって作られたもので、肥前國忠吉を橋本新左衛門と称す。
肥前國忠吉の元々の家計は九州の豪族「少弐氏」の一族です。
1584年(天正12年)に起こった沖田畷の戦いによって、祖父の盛広と父の道弘を亡くしてしまいます。
この当時、肥前國忠吉は13歳だったため同族の刀匠の家に預けられて、1596年(文禄5年/慶長元年)までの12年もの間、作刀技術を学びました。
状態
それでは細かく状態を見ていきましょう。
まずは刃や刃先部分です。
全体的には綺麗に感じますが、刃先部分に錆が見受けられます。
続いて物内から切先部分の画像です。
反対側を見てみましょう。
このようになっております。
こちらも若干の錆が見受けられます。
次に茎部分を見てみましょう。
こちらになっております。
茎部分にも錆が見受けられます。
次に銘と登録証の写真です。
しっかりと銘が確認できます。
次に登録証です。
こちらが付属の登録証になっています。
次に茎を外した時の写真です。
こちらになっております。
次に鞘です。
こちらです。
一番上の写真では、鞘に少し隙間があるのが確認できます。
最後に分解している状態での全体写真です。
刀袋が付属になっております。
査定額
査定額を紹介いたします。
査定額は以下のようになっております。
¥40,000-
査定ポイント紹介
査定ポイントの紹介を2点ほどしたいと思います。
1点目は状態です。
パッと見た感じは綺麗な状態かなと思いますが、刀は細かい錆などがとても大きなマイナスポイントになってしまいます。
やはり状態は大きく値段を上下させるので、良い状態での保管や管理はかなり大事だと言えます。
2点目は種類です。
刀自体の大きな値段の差は、長さ(種類)が関わってきます。
この刀は脇差ですが、他にも太刀や大太刀、腰刀(短刀)などもあります。
種類によって長さが変わり、値段も変わってきます。
まとめ
まとめです。
今回は刀の脇差でした。
刀は小さな錆や欠けなどで大きく値段が変わってしまうとてもナイーブな物です。
もしお持ちの方は錆を付けないように、ぶつけて欠けを作らないように大事にお取り扱いください。
そして不要になってしまったもの等ございましたら、お気軽に弊社ラフテルへお持ち込みください。