名前:T様
年齢:80代
所在地:村上市
買取した商品:K18WG 黒蝶真珠 13.8g 11.40mm
買取した品物のご紹介
こんにちは、ラフテル鑑定士の荒関です。
今回はK18WGを使った黒蝶真珠を買取させていただきました。
パールは昔すごく流行りました。
その為、とても需要が高く、いいお値段で取引されていました。
ご存じだとは思いますがパールはアコヤ貝から採れる鉱石です。
一つのアコヤ貝から一つしか取れない為、大きいものは数百万でやり取りされていました。
その中でも白蝶パールや黒蝶パールは特に高いです。
余談ですが、黒蝶パールの9割はタヒチ産のパールです。
9割がタヒチ産でびっくりしますね。
僕は知ったときはびっくりしました。
黒蝶パールは冠婚葬祭などに使われる方が多いイメージですが、色々なファッションにも取り入れられるとても魅力的な宝石だと思います。
黒なので使いやすいのはもちろん、光の当たり方で色見が違うように見えるのもいいアクセントになります。
状態
艶があり、とてもきれいです。
裏もとてもきれいな状態です。
査定額
94500円
査定ポイント紹介
こちらの査定ポイントは3つあります。
一つ目はブランドです。
ブランディングというのはとても大事です。
真珠のブランドというと、ミキモト、田崎、アコヤ真珠などになります。
同じ大きさで質も同じくらいでも買取り額は数十万円変わってくるものもあります。
これは衝撃ですよね。
そのくらいブランディングというのは大事になってくるのです。
この中でもミキモトは特に高いと思います。
それこそ室によってではありますが、今回買取させて頂いた真珠がミキモトだった場合、おそらく数万から数十万円は変わります。
2つ目は大きさです。
今回買取させて頂いた黒蝶パールは11.4mmありました。
正直黒蝶パールだからこの値段がついているという形です。
こちらがごく普通のパールだった場合、買取り額は大幅に落ちています。
すごく大きいパールになるのですが、今は最低でも13mm位からしっかりお値段がついている感じがします。
一般的に売られているノーブランドのパールは今はとても買取り額が下がっています。
最後に3つ目が量になります。
なぜここまでパールの買取価格が下がったかは量が関係していると思います。
今は外国の方でアコヤ貝の養殖が成功していて、一個のアコヤ貝から一つではなく、何十個も取れる個体があるそうです。
必然的に輸入も安くなり、ブランドが付いていないパールのお値段が昔ほど高くなりました。
理由は一つではないですが、量はとても関係してると思います。
なので持っているパールをあんな高い値段で買ったのにと考えないで上げてください。
当時はとてもいいものだったのです。
まとめ
今回は黒蝶真珠の買取をさせていただきました。
近年20代30代の方にパールがまた流行り始めてきているそうです。
もしかしたら今が売り時かもしれません。
お客様のご来店・お問い合わせをお待ちしております。