名前:E様
年齢:30代
所在地:足立区
買取した商品:中国切手 赤猿
買取した商品のご紹介
本日は中国切手、赤猿のバラ切手をご紹介させていただきます。
まずは赤猿のデザインからご紹介します。
真っ赤な背景に猿の絵が書かれているこちらの切手ですが、中国で始めて発行された年賀切手になります。
拡大写真をご覧いただくと分かりますが、猿の毛並み一本一本繊細に描かれており、表面には金箔がまぶされております。
発売当時はプレミア価値など付いておりませんでしたが、切手の美しさや発行枚数が少なかった事もあり、瞬く間に高騰したとも言われております。
中国切手は1960年代~1970年代に起こった文化大革命により、コレクションとしての切手保有が禁止されていました。
その為、文化大革命以前の切手のほとんどが散失してしまい、希少性が上がったという事になります。
こちらの赤猿については文化大革命後の発行切手にはなりますが、革命が終宣した後も数年は騒乱が続いていた理由で、諸外国への持ち出しや流通がされず、さらにプレミアに拍車がかかったとの事です。
状態
まずは裏面から見てみましょう。
染み、縁の色褪せなど目立ちますが、赤猿は40年以上昔の切手の為、経年劣化もある程度は見込まれる為、よっぽどの汚れなどがない限り大きなマイナス査定になる事はございません。
そしてご覧いただきたい箇所として、真ん中の猿の顔や手には金粉が塗られており、繊細な表情が見受けられます。
こちらも剥がれなどなく、大変綺麗な状態でした。
そして縦横に続く目打ちの状態ですが、所々折れや剥がれが確認できました。
査定額
100,000円
査定ポイント紹介
赤猿切手は高額な事もあり、偽物も大量に流通しています。
査定ポイントとして、縦横に打たれている目打ちの凸凹ですが、実は数が決まっており、横15、縦18になってます。
真贋する際に参考にする一つのポイントになります。
また今回こちらの赤猿は耳(ヒンジ)がない状態でのお持ち込みになりますが、耳付きであれば+2~3万円はプラスになりました。
切手左上にある文字インクも色濃く、全体的な評価としても大変綺麗な状態でお持ち込みいただきました。
まとめ
今回は中国切手、赤猿をご紹介させていただきました。
切手一枚10万円とは、改めて中国アンティークの凄さを感じました。
中国製品は年々相場が高騰しており、ラフテルでも買い取りを強化しております。
古銭、切手、掛け軸、骨董などなど、ラフテルでは専門知識を持った鑑定士が多数在籍しております。
LINE査定など、全国の皆様からお気軽に査定を試していただけるよう日々取り組んでおります。
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