名前:D様
年齢:60代
所在地:南魚沼市
買取した商品:Pt900 サファ 8.5g S:4.86ct/D: 0.6ct
買取した商品のご紹介
今回D様にお持ち込みいただいた品物は、Pt900サファイアリングです。
オレンジ色でサファイアというのはあまりなじみがないかもしれません。
サファイアはコランダムという名前で、実はよく比較されることが多いルビーと同じ鉱物なのです。
どちらもコランダムという名前で、色味によって名前が変わっています。
もともとこのコランダムという鉱物は無色透明なのですが、不純物を含むことで色味に変化が生まれます。
この時クロムという物質を含み、鮮やかな赤色になったものをルビー、酸化鉄やチタンを含んで青色になったものを一般的にサファイアと呼んでいます。
オレンジは赤色に近いからルビーじゃないのか、ではなぜオレンジ色のものがサファイアなのか気になりますね。
それはルビーと呼べる色合いには範囲があり、その範囲から外れたものはサファイアとなるからです。
色合いが違っても、色味が濃く鮮やかなものが価値があるということは変わりません。
D様が30年ほど前にお母さまからいただいた品物で、3年ほど前まで使っていたそうです。
最近では外出する機会が少なくなったことと、指のサイズがどの指にも合わなくなってきてしまったため身に着ける機会が減ってしまったそうです。
サイズの調整も値段がかかるしもう付けることもないから値段次第ではご売却しようと思い今回お持ち込みいただいました。
状態
それでは状態を見ていきましょう。
こちらは横から見た写真です。
メインのサファイア、脇石のダイヤモンドともに傷や欠けは見当たりません。
プラチナの土台部分には若干の傷がございました。
こちらは裏から見た写真です。
裏側から見たサファイアもとてもきれいな状態です。
土台部分も正面から見える部分より傷汚れは少なく、非常にきれいな状態です。
査定額
査定額231,000円
査定ポイント紹介
今回の査定ポイントは、メインのサファイアです。
リングに使われるサファイアは大体1ctや2ctが多いですが、この写真ではわかりづらいですが約5ctあります。
どんな宝石でも一番価値が高くなるケースはサイズが大きいことです。
サイズだけではなく傷がほとんどないことも今回の高額買取に大きく関わっています。
頂き物で大切に使っていたとのことだったのでここまできれいな状態だったのだと思います。
ダイヤモンドは硬い鉱物として有名ですが、サファイアも引けを取らないくらい硬い鉱物として有名です。
ですが硬いだけであって傷がつかないわけではなく、衝撃を与えると簡単に割れてしまいます。
割れや欠けは査定に大きく影響しますので宝石は繊細に扱うことが大切です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回のサファイアはおそらく大勢の方がその見た目からはサファイアだと思わないかと思います。
例えば今回のD様のように頂き物という場合、それがサファイアだということを教えられていなければ、サファイアは青いものだというイメージがついているのでわからないでしょう。
希少価値がある宝石というのは皆様がイメージしているものがいくつかあると思いますが、そういうものであれば今回のように売却してみようという気になりますが、よくわからない石がついている指輪だからどうせお金にならないし捨てちゃおう、という方もいらっしゃるかと思います。
思い込みで捨てるのは本当にもったいないです。
ご自身ではゴミ同然と思っているものが実はとても希少価値が高いものだったり、マニアの方から需要があるものだったりする可能性があります。
そんなものがございましたら一度見せていただけないでしょうか。
今回はサファイアのリングでしたがほかにもブランド物の時計やバッグ、切手やテレカ、カメラなどの買い取りも行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。
また、お店に来店するのが面倒という方には出張買取や宅配買取も行っております。
ご不明点やご質問等ございましたらいつでもお気軽にご連絡ください。