こんにちは、ラフテル鑑定士の荒関です。
買取した品物
今回は貴州芽台酒についてお話させて頂きます。
貴州芽台酒は中国のお酒です。
世界三大蒸留酒の一つとなっております。
世界三大蒸留酒とは、ウイスキー、ブランデー、白酒の3つになっております。
貴州芽台酒は白酒の分類になります。
茅台酒は中国発祥の蒸留酒の一種で、原材料はコーリャンと呼ぶモロコシに小麦を加えて作る伝統的な製法で造られています。
毎年、端午の節句に新麦を粉砕し、高温で発酵させて微生物の繁殖と新陳代謝を促しています。それによって、茅台酒の香りが豊かになり、長続きするといいます。
とても長い時間をかけて、発酵させた後に蒸留し、長期間の熟成を得てから完成します。
完成する前に。仕込み2回、蒸す作業9回、8回乾燥させたあと、7回の発酵とサンプリングを繰り返します。
この生産サイクルでも長い場合は1年かかることもあるそうです。
とても大変な作業ですが、この作業によって今でも愛される貴州芽台酒が作られています。
また、中国では幻のお酒と呼ばれており、お祝い事な結婚式などでよく飲まれるそうです
味はフルーティーですので、飲みやすいということもあり、幅広い年代の方々から好まれるお酒になっています。
日本人でも飲みやすいということで中国だけではなく色々な場所で飲まれるお酒になっています。
査定ポイント
こちらのお品物には査定ポイントが3つほどございます。
一つ目はお酒の種類です。
貴州芽台酒は一つではありません。
種類も結構あります。
星ラベル、天女ラベル、サンフラワーというものがありますが、これだけでお値段は大幅に変わります。
星ラベル、天女ラベルは平均で見ると数万円くらいの物が多いですが、サンフラワーになってくると10万円以上になることもあるので、ラベルの確認は必須だと思います。
もう2つの種類で見るところがあります。
それは度数になります。
39%の物や53%など度数によってお値段も数万円変わってくるので、そういったところもしっかり見てみてください。
最後は年数です。
1年以上かけて元酒をつくり、お酒を寝かせて作り、出荷数るまでに数年かかるお酒です。
この年数が高ければ高いほど貴重で高額なお品物になります。
例えばですが、貴州芽台酒15年という物があります。
こちらは上記のお酒のお話から15年以上寝かしたお品物で味が本来の貴州芽台酒よりもより風味や味が良くなっている物です。
これは買取でも状態が良ければ7〜8万程になります。
このように色々ありますが、種類で重要な部分はラベル、度数、年代の3つが特に大事になってくるということです。
二つ目は状態です。
昔のお酒になると、手入れなどをしていない限りはラベルなどが湿気の影響で剥がれていたりすることがあります。
そういった場合はいくら国学な商品であってもお値段は下がってしまいすので注意してください。
また、お酒は買ってから数十年経っているとお酒の量が減っています。
減り具合はおいてるお部屋の湿度にもよるので何とも言えませんが、思っていたより減っていて元のお値段よりも大幅に下がってしまったというお話も少なくはないので、注意してください。
3つ目は付属品になります。
お品物の値段が高ければ高いほど、付属品でお値段が大幅に変わってきます。
皆様も何かご購入を考えた時、箱がないものよりもある物を選ぶ方が多いのではない方と思われます。
買取も同じで付属品がないとお値段は多少下がってしまいます。
貴州芽台酒の場合、最初からグラスがついてる物もあります。
そのグラスがない場合はお値段が大幅に下がるものもありますので、注意してください。
まとめ
今回は貴州芽台酒について説明させていただきました。
皆様参考になりましたでしょうか。
少しでもお力になれましたらうれしいです。
また、同じお酒が家にあるという方もいらっしゃったのではないでしょうか。
そのお品物はお宝の可能性を秘めています。
置いておいても飲まないし、どうしようと思っていらっしゃる方、ぜひ一度査定に出してみてはいかがでしょうか。
弊社ラフテルではお酒の買取を強化しております。
お客様のご来店・お問い合わせをお待ちしております。