名前:Z様
年齢:40代
所在地:札幌市
買取した商品:ヤマハ バイオリン YVN-200S 44 2004年製 ストラディバリウスタイプ オリジナルオイルニス仕上げ 付属有 YAMAHA
買取した品物のご紹介
ヤマハのバイオリンをお買取りいたしました。
品番:YVN-200S
製造年: 2004年
本体 仕上げ: オリジナルオイルニス仕上げ
ボディタイプ: ストラディバリウスタイプ
付属品: 弓・ケース (ダメージ有り) 他
備考: 表板:スプルース
裏板:メイプル
側板:メイプル
棹/ネック:メイプル
指板:エボニー
みなさん、ストラディバリウスはご存じでしょうか?
ヴァイオリニストや収集家の羨望の的であり、しばしばオークションにおいて高額で落札されるバイオリンです。1600年代後期から1700年代初頭にかけて、北イタリアの都市クレモナにいたバイオリン職人が「ストラディバリ」です。
現存する真作で最も高値をつけたのは2011年に約12億で落札された1721年製のストラディバリウスです。日本人では高嶋ちさ子がルーシーを2億円で購入、千住真理子がデュランティを2-3億円(正確な金額は非公表)で購入しているそうです。
ただし、オークションで最高入札額をつけた楽器が最も高額とは限らず、有名で高額な楽器はオークションにかけられず、直接的な取引が行われることが多いようです。
また、高額な楽器が良い音がなるものとも限りません。
これはストラディバリウスが美術品としての側面もあるからです。
美術品としては、オリジナルの状態が保存され、あまり演奏されていないほうが価値が高まりますが、楽器としては使い込まれたほうが良い音色となります。
今回お買取りしたバイオリンはストラディバリへの敬意、そして夢の結晶。自在なボーイングに応える、計り知れない表現力のあるバイオリンだそうです。
状態
ヴァイオリンは正しい取り扱いをしている限りは充分な強度を持っていますが、木材で出来ていて厚みもそれほど厚くはありませんので、転落や圧迫など強い力が掛かると破損してしまう事があります。
また弓も落としたりぶつけたりすると破損の危険があるので、取扱いには注意をしてください。
こちらのバイオリンは楽器と弓にはがれ・割れ・欠け・傷などがなく、とても綺麗な状態です。
査定額
こちらのバイオリン高額買取の「250,000円」です。
査定ポイント紹介
今回の査定ポイントは、バイオリンの状態がいいのはもちろん、持ち運び用のハードケースや肩あて、顎あて、クリーニングクロスなどの付属品が一通りいい状態でそろっていたことがポイントアップになりました。
まとめ
こちらのバイオリンは学生の頃にオーケストラサークルに所属されていて、購入に至ったものの、学校を卒業されてからはなかなかバイオリンに触る機会もなく、押入れに眠っていた楽器だったようです。
Z様は次に誰か欲しい方のもとへ行ってほしいとお持ち込みいただきました。
Z様のように、そのまま、捨ててしまうには惜しいものがみなさんのお家にも眠ってはいないでしょうか。
幅広い知識を持った査定員がみなさまのお越し、お待ちしております。
どうぞお気軽にお問い合わせください。