名前:M様
年齢:80代
所在地:鹿児島市
買取した商品:日本刀 刀 在銘 助川貞光 長さ64.9cm 刀身重量約795g
買取した品物のご紹介
今回ご依頼頂いたアイテムは、日本刀、刀、在銘:助川貞光になります。
助川貞光は、軍刀を多く手掛けた刀工になります。
自宅に観賞用として飾っていましたが、手入れが行き届かなくなり、今回手放す事を決めたとの事でした。
状態
日本刀の状態を細かく拝見させて頂きました。
先ずは日本刀、鞘を抜き部品1つ1つを確認させて頂きました。
鞘に破損部分がありマイナスポイントになります。
続いて剣先と刀本体を確認させて頂きました。
刃こぼれが若干見られました。それ以外は綺麗な状態でした。
錆が数か所見られマイナスポイントになります。
査定額
¥70,000-
今回お持ち頂いた日本刀は、この査定額を出させて頂きました。
Ⅿ様は状態が悪かったにも関わらず 上記の金額になった事に大変驚かれておりました。
手入れをし、錆、刃こぼれ、鞘破損が無ければ、高額査定が期待できるアイテムでした。
査定ポイント紹介
先ず初めに、日本刀を売却するには必ず「登録証」が必要になります。
登録証が無い場合は、所轄の警察署の担当部署(生活安全課)に「発見届」の手続きをしてください。
必要なものは、発見された刀剣と印鑑および身分証明書です。詳しくは、最寄りの警察の担当部署でお尋ねください。
次に日本刀を高く売るポイントを紹介します。
先ず1点目は「作者、ランク」になります。
ランクは、切れ味によって分けられています。上から最上大業物・大業物・良業物・業物となります。
作者は人気であれば金額が付く傾向にあります。有名所では村正や正宗などがあります。
2点目は「時代」になります。
日本刀は作者や切れ味などによって評価されますが、作られた時代も大きく影響します。古美術品は古いものほど価値が出る傾向があります。
3点目は「サイズ、種別」です。
日本刀にはいくつか種類があり、それによって買い取り価格も変わってきます。
日本刀の種類は大きく分けて刀・脇指・短刀に分類されます。大きい方が、値が付く傾向はありますが、状態により短い物も値が付くこともあります。
4つ目は「状態」です。
古美術品は古いものに価値がありますが、保存状態が悪ければ、買い取り価格は大きく下がってしまいます。
保存状態の良い刀は、誕生した当時に近い状態のことを言います。時代を超えて光り輝く日本刀には、高い値がつきます。反対に少しでも傷あり、錆ありだと価値が下がってしまいます。
まとめ
日本刀は需要が一定にあり、他の商品よりもトレンドに流されにくく、相場価格は比較的安定している傾向にあり、国内外を問わず評価の高い美術品であります。
祖父母や父母、兄弟から受け継いだ刀を整理したい、以前買った刀を手放して新しい刀を購入したいなど、日本刀の買取りを希望する理由は様々なことあると思いますが、日本刀は価値が高い美術品「古物」にあたります。
古物は、「古物営業法」により「古物商許可証」を持つ「古物商」でしか売買はできないので注意してください。
自宅に眠っている日本刀がありましたら是非弊社へ問い合わせください。