名前:W様
年齢:70代
所在地:千葉県 成田市
買取した商品:懐中時計 14点セット
買取した品物のご紹介
今回ご紹介させていただくお品物はこちらになります。
懐中時計14点のご紹介をさせていただきます。
今となってはあまり見かけることがなくなってしまった懐中時計ですが腕時計が流行る前に一世風靡した代表的な形態時計です。
丈夫でかさばらないお手頃な大きさであった懐中時計は長い間、世界中で愛用されてきました。
多くの場合、文字盤はアナログ式で落下防止用に付属する鎖や組紐で竜頭のフック部と衣服を結着し時計本体は衣服のポケットに収納するスタイルが基本形であります。
大きく分けてオープンフェイス、ハンターケース、ナポレオン、スケルトンがあります。
オープンフェイスとは蓋のない最も標準的な懐中時計です。
取り出してすぐに時刻を確認できることと埃が内部に入りにくいことが長所であります。
ハンターケースに比べて比較的風防が厚く、割れにくくなっています。
次に、ハンターケースとは本体を保護する上蓋が付いた懐中時計です。
文字盤側だけに蓋が付いたものと背面と文字盤側の両面をちょうど二枚貝のように挟む防護性の高いものがあります。
オープンフェイスと比べるとガラスがやや平坦で薄く割れやすくなっています。
ナポレオンはハンターケースの中央部分がドーナツ形に抜けていて蓋を閉じた状態でも針の一部が見えて時刻を読めるタイプの蓋付き懐中時計の総称です。
スケルトンは名前の通りケースや文字盤部分にガラスを用い精巧なムーブメントを鑑賞できるようにした装飾性能の高い機種です。
高級品が多いですが近年は廉価な商品も多く見られるようになってきました。
ムーブメントの異常を見つけやすいという長所があり裏面がガラスになっているものは『シースルーバック』と呼ばれています。
といった感じで懐中時計の種類を簡単にご説明させていただきました。
状態
それでは細かい部分を見ていきましょう。
懐中時計なのでほとんどの方が一昔前に使用されていたお品物です。
年代ものが多いですが、奇麗でした。
とても大事にされていたようです。
裏蓋もとても奇麗に見えています。
こちらは『東海道新幹線開業20周年記念』に当時の国鉄が作られたセイコーの懐中時計と
『昭和58年秋田鉄道管理局』が作られたセイコーの懐中時計です。
裏蓋はいまだに反射しており良い状態を保っておりました。
査定額
¥30,000-
査定ポイント紹介
懐中時計の査定ポイントですは希少価値です。
状態の良し悪しも大事なのですがまずその前に来るのがモデルの希少価値がどれだけあるかがポイントです。
上記のように記念で作られた限定の懐中時計になると生産数が限られており付加価値が付きやすくなります。
逆に行ってしまうと、限定モデルで希少価値が高い懐中時計であれば止まっていても壊れていても価格を付けることができます。
なのでまずは時計が奇麗か汚いか壊れている壊れていないではなく、モデルの希少価値がどれだけあるかが最大の分かれ道となります。
まとめ
今回はなかなかお目にかからない懐中時計のご紹介をさせていただきました。
見慣れないからと言って価格が付かないと思っておりませんか?
そんなことはありません。
このような精密機械は必ずお値段が付きますので捨ててしまわずラフテルまでお気軽にお持ち込み下さい。
捨ててしまったら0円ですがお持ち込みになればお金に代わりますのでお気軽にご相談・お持ち込みをお待ちしております。