名前:K様
年齢:70代
所在地:福島市
買取した商品:真珠の指輪
買取した品物のご紹介
今回ご紹介するのはこちらの真珠の指輪です。
土台にはプラチナ(Pt900)を使用、真珠は本真珠です。周りに輝く石は1.51ctものダイヤが散りばめられています。

本真珠についてみなさんはどんな真珠かご存じでしょうか?
本真珠(ほんしんじゅ)とは、自然界で貝の中にできる真珠や、人の手によって貝に核を挿入して養殖された真珠の中で、特に「天然素材から成る高品質の真珠」を指します。一般的には養殖真珠を含むことが多いですが、人工的な模造品(イミテーション)ではない天然由来の真珠のことを意味します。
真珠にもいろいろな種類があります。
・アコヤ真珠
日本で主に生産される真珠で、小ぶりながらも高い輝き(テリ)が特徴。
・南洋真珠
南洋地域で養殖され、大ぶりでゴールドやシルバーの色合いがある。
・タヒチ真珠
黒蝶貝から生まれる黒系の真珠。虹色の光沢が独特。
・淡水真珠
湖や川で生産される真珠。比較的安価でカラーバリエーションが豊富。
一概に真珠と言ってもこんなに種類があり、それぞれ特徴もあります。
自然の力と人の技術が織りなす宝石で、その輝きは一つとして同じものがありません。日本では特にアコヤ真珠が高く評価されており、フォーマルなシーンやプレゼントにも最適です。
状態
続いては、お品物の状態の確認をしていきましょう。
まずは正面の写真です。
大きな傷や汚れは無く、真珠自体も綺麗な球体でくぼみ等もなさそうです。
また、ダイヤも外れている箇所もなく、大切にご使用されていたことがわかります。

横から見た状態も確認しましょう。
こちらも綺麗な状態で問題なさそうです。

最後に確認するのは裏側です。
使用していると汚れも貯まりやすい箇所になりますが、とっても綺麗です。

査定額
こちらは高額査定の「115,500円」です。
査定ポイント紹介
査定ポイント① 形
ラウンド(丸形): 完全な球体の真珠が最も価値が高いです。特に直径が均一で真円に近いものは「最高級」とされます。
セミラウンド(半球形): 完全な球形ではないものの、ほぼ丸い形状。
バロック: 不規則な形を持つ真珠。個性的なデザインやアクセサリーに適しており、独自の価値があります。
査定ポイント② 大きさ
真珠の大きさは直径(mm)で測定され、一般的に大きいものほど希少価値が高く、価格も上がります。
アコヤ真珠: 通常6~8mm(10mmを超えると非常に希少)。
南洋真珠: 通常10~15mm(20mmを超えると高価)。
淡水真珠: 6~12mm程度
査定ポイント③ テリ
テリは真珠の輝きや光沢を表します。これは最も重要な査定基準の一つです。
高品質の真珠ほど、強い光沢があり、表面に映り込む物がはっきり見えます。
柔らかい反射光を持つものは、上品で価値が高いとされます。
査定ポイント④4. 表面の状態
真珠の表面には、小さな傷やエクボ(凹凸)があることが一般的ですが、表面が滑らかで傷の少ないものほど高評価です。
以上のことを鑑み査定させていただきました。
まとめ
K様にお話を伺うと、真珠が好きで購入したもののなかなか使用する機会がなくしまったままになっていたようです。
このように、買ったもの引き出しの中でしまったままになっているジュエリーや時計などはございませんか?
幅広い知識を持った査定員が大切なお品物を見させていただきますので、どうぞお気軽にお持ち込みください。