名前:S様
年齢:40代
所在地:東京都江戸川区
買取した商品:Pt900 ルビー1.07ct ダイヤ0.66ct 総重量9.2g
買取した品物のご紹介
今回は、【Pt900 ルビー1.07ct ダイヤ0.66ct 総重量9.2g】をお買取りさせていただきました!
商品はこちらになります!

ルビーは、鮮やかな赤色が特徴の宝石です。
その赤色は微量のクロムを含むことによって生まれ、特に深く鮮やかな赤色は「ピジョン・ブラッド(鳩の血)」と称され、高品質とされています。
ルビーのモース硬度は9であり、ダイヤモンド(10)に次ぐ硬さを誇ります。
そのため傷がつきにくく、宝石としての耐久性にも優れています。
それでは、状態も含めて査定していきましょう!
状態
まず初めに横から見た角度を拝見していきます。
宝飾はルースを支えてるツメでよくヒビや欠けてるケースが多いですが、
こちらのお品物はヒビや欠けもなく状態が良いです。
やはりルビーの耐久性は素晴らしいです。

続いて、正面からの見た角度を拝見していきます。
ルビーをルースで確認したところ、表面は多少の傷がありますが、ピジョンブラッドとこともあり、インクルージョン(内包物)が少なく、z鮮やかで濃厚な純赤色のためこちらもプラスポイントになります。

査定額
親石ルビー、脇石がダイヤモンドの指輪のデザインはとても人気があり、
また、状態も悪くないので93,500円とさせていただきます。
査定ポイント紹介
ルビーのピジョンブラッドに注目していきたいと思います。
ピジョンブラッドの特徴
・鮮やかで濃厚な「純赤色」(朱色やオレンジ味がなく、深みのある赤)
・わずかに青みがかった透明感のある色調
・強い蛍光性を持ち、光を受けると内側から赤く輝く
・不純物が少なく、輝きが強い
ピジョンブラッドルビーの価値を決めるポイント
1)色
・鮮やかで深みのある「純赤色」+わずかに青みが最高評価
・オレンジやピンクが強すぎると「ピジョンブラッド」とは認められない
2)透明度
・インクルージョン(内包物)が少なく、透明感が高いほど価値が上がる
・ただし、ルビーは天然由来の内包物があるのが一般的
3)加熱処理の有無
・非加熱(ノーヒート)ルビーは超希少で価格が数倍に!
・市場に出回るルビーの90%以上は加熱処理済み(発色を良くするため)
4)産地
・ミャンマー(旧ビルマ)のモゴック鉱山産が最高評価
最も評価の高い「ピジョンブラッド」ルビーの産地。透明度が高く、鮮やかな赤色を持つ。
・モザンビーク
近年、高品質なルビーを産出しており、一部の石は「ピジョンブラッド」と認定されることもあります。
・タイ・ベトナム・スリランカ
産出されるルビーはやや紫やピンクがかっており、「ピジョンブラッド」として認定されることは少ないです。
まとめ
ピジョンブラッドは、深く鮮やかな純赤色+わずかな青み+強い輝きが特徴でルビーの中でも最も価値のあるカラーです。
ルビーの中でも最も特別な存在であり、資産価値も高いため、ジュエリーコレクターの間で非常に人気があります。
また、今回のお品物はルビーと相性が良いダイヤモンドが脇石にあり宝石の輝きを引き立たせるプラチナを使ってるため今回の査定額になりました。
S様はお母様の遺品で持ってきていただいて金額に驚いており、お金の使い道はお母様の新しい仏具を変え変えたりお墓参りのお花を買うとおっしゃっていました。
それを聞いた私は、お母様をとても大事にされてると思い、とても感動しました。
弊社は、宝石の街と呼ばれてる東京の御徒町に拠点を構えてますので、
是非、お気軽にお問い合わせください。