名前：Y様
年齢：70代
所在地：長野県上田市
買取した商品：パール ネックレス K14WG 約59.7g 丸玉9.5㎜ 真珠 アクセサリー 箱
買取した品物のご紹介
今回お買取りした商品はK14WG パールネックレスです。
お家の片付けをしていたところお母様が使っていたアクセサリができたとのことで、イミテーションなのか本物なのか判断ができないということでお持ち込み頂きました。
商品の査定の前にそもそもパールとはなんなのか
パールはお値段が付きづらいと言われる中どのようなパールがお値打ち品なのか
について説明させて頂こうかと思います。
まずもって真珠（しんじゅ）とは、主に貝の体内で形成される美しい球状の宝石です。真珠は古くから装飾品や宝飾品として珍重されてきました。
アコヤ真珠・海洋真珠・黒真珠・淡水真珠等種類も様々ありそれぞれ形状・大きさ・色合い・品質・用途・産地などが違います。
そのなかでも日本のアコヤ真珠は高品質で世界的にも人気が高いです。
宝飾品としての用途のほかにも化粧品や医薬品としても使用されます。
そんなパールですが最近では以下のような要因により低価格化が進んでいるものもあります。
① 養殖技術の発達
養殖技術が発達したためパールの需要に対して供給が増加し市場で定価格化が起きております。特に中国では、淡水真珠（主にイケチョウガイを使った養殖真珠）の生産が急増しています。
② アコヤ真珠の品質の変化
日本のアコヤ真珠は高品質で知られていますが、最近は貝の病気などで品質のばらつきが増えています。これによりパール業界全体の値段低下が起きております。
それでも依然、日本のアコヤ真珠は高品質で世界的にも人気です。
③ 若者のパール離れ・需要の変化
若年層でのパールを身に着ける機会や流行がないことによる需要の落ち込み。
④ 偽パール・人工パールの普及
コットンパール、貝パール、ガラスパールなど、安価で見た目の良い人工パールが増えた。
⑤ 世界経済の影響と市場の変化
コロナ禍や経済不況により、高級ジュエリー市場全体が低迷。
パールの主要消費国（日本、中国、アメリカ）の購買力が低下し、需要が落ちた。
これらの理由により本物でもお値段が付きづらいものも存在します。
以上を踏まえましてお品物の査定を行っていきます。
状態
まず状態としまして傷や欠け・曇り等がほぼなくとても綺麗なお品物です。
スクラブ部分には現在高騰が進んでいるK18WG（ホワイトゴールド）が使用されております。
全長は約50センチです
次に真珠の質について確認していきます。
一般的なアコヤ真珠よりも、深く透明感のある輝きを持っておりましてとても綺麗です。
テリ・ツヤも申し分なく真珠の中でも特段綺麗なものに冠せられる「花珠」に近いようなレベルでとても美しいです。
サイズも9.5mmとこれはアコヤ真珠の中では大きく、形状に関しましても一粒一粒、真球に近い程きれいな状態でかなり上質な逸品であることが分かります。
重さも申し分ありません。
K18WGの刻印が打たれており、試金石等での確認も行ったところまちがいなく18KWGです。金は高騰中のため部分的に使われているだけでも商品価値を大きく向上させます。
以上のことから査定額を算出いたします。
査定額
100000円
査定ポイント紹介
・パールネックレスの一粒一粒がごくわずかしかとれない真珠「花玉」レベルで綺麗さで ある。
・クラスプ部分が高騰中のK18WGが使用されている
・箱に大事に保管され、ほぼ未使用であったため新品レベルのコンディションである。
まとめ
以前他のパールをご売却された際は本物であっても1本数千円であったため、今回の査定結果には非常に驚かれておりました。
当社ではパールの買取も積極的に行っておりますので、
・気になるもの
・お値段が付くか分からないもの
・本物かどうかわからないものなど
査定だけでも大歓迎です。
是非お気軽にお電話ください！
