ラフテルスタッフが お送りする買取役立ちブログ

ペンタックスのカメラは単体でも高く買取できる? 東京都のお客様

名前:N様

年齢:50代

所在地:台東区在住

買取した商品:ASAHI PENTAX Super-Multi-Coated TAKUMARI6x7 12.4105 中判 フィルムカメラ 

買取した品物のご紹介

今回お持ち込みになったのは、カメラが趣味だったが、もう年を取って使わなくなったから売って新しいデジカメを買うんだということで査定をさせていただきました。

こちらをご覧ください。

ASAHI PENTAX Super-Multi-Coated TAKUMARI6x7 12.4105 中判 フィルムカメラ 

ASAHI ペンタックスのカメラです。

状態

大切に使っていたとのことで非常に状態がよく、よく手入れがされているとうかがえました。

違う角度からも見てみたいと思います。

ASAHI PENTAX Super-Multi-Coated TAKUMARI6x7 12.4105 中判 フィルムカメラ 

レンズはTAKUMARI6x7 12.4105 とこちらも年代物のレンズです。

劣化や傷などは見受けられず、非常に丁寧に使用していたんだとオーナー様の几帳面さを感じられました。

査定額

今回こちらのASAHI PENTAX Super-Multi-Coated TAKUMARI6x7 12.4105 中判 フィルムカメラ ¥60,000をご提示させていただきました

査定ポイント紹介

1. 名機「PENTAX 6×7」と銘玉「105mm F2.4」セットの魅力

PENTAX 6×7は、1969年に旭光学(Asahi Optical、現リコーイメージング)が発売した中判一眼レフカメラ。35mmカメラと似た形状ながら、6×7cm判のフィルムを使用する大型カメラで、**「画質は中判、操作性は一眼レフ」**という特徴を持ちます。

その中でも「Super-Multi-Coated TAKUMAR 105mm F2.4」は通称“銘玉”と呼ばれ、非常に人気の高い標準レンズです。

F2.4という明るさと独特のボケ味により、ポートレートや風景撮影で名作を数多く生み出してきました。

このセットは、単体でも十分価値がありますが、組み合わせて査定に出すことでプレミア感が増すのが特徴です。

2. 査定で重視される6つのポイント

① 外観の状態(キズ・塗装ハゲ・凹み)

カメラボディとレンズの外観チェックは、第一印象として査定額に大きく影響します。

特にペンタ67は金属外装のため、底面や角の塗装剥がれ、打痕、凹みの有無が見られます。

ラバー部分の劣化や貼り革の浮きなども確認対象です。

少々のスレや使用感は味として許容されますが、大きな打ち傷や凹みは減額要因になります。

② ファインダーとミラー内部の状態

ファインダー内にカビ、曇り、ホコリ、プリズムの腐食がないかもチェックされます。PENTAX 6×7はファインダー交換式ですが、TTLファインダーの露出計の動作可否も大きなポイント。

また、ミラーの動作や跳ね上げ時のタイミングなども確認され、内部メカに不具合があると修理コストを見込まれて減額されることもあります。

③ シャッター・巻き上げ機構の動作

中判カメラの命ともいえるシャッター精度と巻き上げレバーの操作感も査定に影響します。

シャッター全速度で切れるか

シャッター幕にシワや汚れがないか

ミラーアップ後の動作が正常か

巻き上げ・巻き戻しがスムーズか

これらの動作確認が取れていると、「実用機」としての評価が高まり、プラス査定に繋がります。

④ レンズの光学系(カビ・曇り・バルサム切れ)

TAKUMAR 105mm F2.4は人気レンズですが、**レンズ内部のカビや曇り、バルサム切れ(レンズの貼り合わせ部分の劣化)**は特に査定に大きく影響します。

査定士は光を当てながら、前玉・後玉の状態、絞り羽根の油じみや動作のスムーズさもチェックします。

撮影に支障が出るレベルでなければ多少のホコリは許容範囲ですが、カビがあると要修理扱いになり、減額される可能性大です。

⑤ 付属品の有無

付属品が揃っていると、査定額にプラス評価がつくことがあります。

ボディキャップ・レンズキャップ

ストラップ(純正なら尚良)

TTLファインダーや交換ファインダー

元箱・説明書・ケース類

特に、レンズフードや純正フィルターなどは追加評価の対象になることもあります。

⑥ 整備履歴・オーバーホール歴

過去にメーカーや専門業者でオーバーホールや整備を行っている場合は、証明書や領収書があるとプラス要素になります。

「動作は正常」と自己申告するよりも、「2023年に専門店で整備済み」と記載された書類がある方が、実用性を求める買い手には好印象です。

3. 高く売るには?査定前にしておくべきこと

柔らかい布で外観を軽く拭き上げる(指紋・ホコリを落とす)

バッテリーを抜いて保管しておく(液漏れ防止)

シャッターや巻き上げの動作チェックを事前に確認

外箱・付属品があれば一緒に提示

また、複数店舗で査定を取るのも大事なポイントです。

ヴィンテージカメラの相場は店舗ごとに差があるため、フィルムカメラ専門の買取業者や、オールドレンズに理解のあるカメラ店を選ぶとより良い条件が期待できます。

まとめ:人気モデルゆえ、状態次第で高額買取のチャンス

ASAHI PENTAX 6×7 + Super-Multi-Coated TAKUMAR 105mm F2.4のセットは、いまなお実用・コレクションの両面で需要のある組み合わせです。

以下のポイントを意識することで、高額査定も十分狙えます。

外観や光学系の状態をチェック

シャッター・巻き上げの動作確認

ファインダーや露出計の正常動作

などが査定のポイントになるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?カメラ本体の単体よりも、レンズをペアで出したほうが高額査定になることもあるということがわかっていただけたでしょうか?

日本は湿気大国です。

カメラ、レンズともに湿気には非常に弱いものになります。

日頃からの手入れを行っていれば別ですが、レンズ内にカビが生えていて査定額を減少せざるを得ないということもしばしあります。

ぜひ、もう使わないと思ったら価値が落ちる前に思い切って査定に出してみてください!

思わぬ高額になることもあるかもしれません!

皆様のお越しをお待ちしております!

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