名前:K様
年齢:70代
所在地:鴨川市
買取した商品:パイプ数点
買取した品物のご紹介
喫煙具、パイプをまとめて買取しました。
状態
汚れや傷みが多いです。


ひび割れもみうけられます。

査定額
¥35000-
査定ポイント紹介
〈破損〉リップに欠けがない。シャンクにひびが入っていない。ボウルが擦り減っていない。ステムが変形していない。継ぎ目に割れがない。ボウルが擦り減っていない。シャンクとマウスピースの組立がスムーズに行える。
〈汚れ〉シャンクにヤニが溜まっていない。金具が錆び付いていない。
〈焦げ〉黒くなっている部分がない。ボウルが焼けていない。
〈変色〉直射日光や照明灯によりエボナイトが焼けていない。
他には
<ブランド>
今回はシャコム・ロンソン・ピーターソンなどでしたが、他にも
ダンヒル、シェルブライアン、スタンウェル、フカシロ(ローランド)、サブネリ、ブッショカンなどがあります。
<工房><作家>です。
まとめ
日本にたばこが伝来した16世紀の末以降、喫煙の風習が広がり、国内でもたばこの栽培が始まりました。一方、南蛮渡来の珍しい喫煙の風習は、当時の「かぶき者」と呼ばれるならず者たちが徒党を組むシンボルとして使われたりしたことから、江戸幕府はたばこの禁令を出しました。また、喫煙が広まるとともに、主要作物の米ではなく、たばこを栽培する農家が増えたため、幕府は、農家がたばこを栽培することを防ぐための禁令も出しました。こうしたたばこの禁令は江戸時代の初めから多く出され、厳しい罰則もみられました。
しかし、禁令にも関わらず、たばこを楽しむ人々は増え続け、たばこの耕作も広まっていきました。禁令は形骸化し、元禄期ごろを境に新しい禁令も出されなくなりました。こうして、たばこは、江戸時代の庶民を中心に、嗜好品(しこうひん)として広く親しまれながら、独自の文化を形作っていきました。
明治時代に入ってからは、欧米の文物が大量に日本に伝わり、さまざまなものが洋風化していきました。紙巻たばこや葉巻などはきせる不用の便利さや、ハイカラ志向をくすぐったこともあって、大都市を中心に、もてはやされるようになり、江戸時代から続いた日本の喫煙風俗もしだいに変化していきました。このことは、伝来以来の日本のたばこをとりまく状況を、大きく転換させる契機となりました。
「パイプたばこ」とは、刻んだたばこを詰めて吸う喫煙具のひとつです。主に北アメリカやヨーロッパで使用されています。パイプの片方に、乾燥などの加工を行ったたばこの葉を詰めて火をつけ、もう一方の端から吸い込んで喫煙をします。
たばこと呼ばれる喫煙具にはいくつか種類があります。パイプの他には、紙巻たばこや葉巻が有名どころです。日本では「煙管(キセル)」と呼ばれる喫煙具が江戸時代から用いられています。日本画や時代劇なんかでよく見かけますね。水たばこ(シーシャ)は中東で広まった喫煙具で、おしゃれな見た目が多く日本でもシーシャが吸えるバーやカフェが増えているようです。
歴史のあるパイプやキセルの事もお気軽に弊社までお聞きください。