名前:I様
年齢:60代
所在地:七戸町
買取した商品:pt900 サファ 7.3g 2.31ct 0.30ct
買取した品物のご紹介
今回お買取りさせて頂きました濃いブルーが神秘的なサファイアリングです。
30年前に自分へのご褒美として購入されたそうです。

状態
石には目でわかるくらいのキズは拝見できません。
2.31ctのブルーサファイアは色に濃さがあります。

プラチナ900を使った土台部分には細かいキズが見受けられます。
0.31ctのメレダイヤがブルーサファイアを引き立たせています。

査定額
¥110.000-
査定ポイント紹介
Carat(カラット=重さ)
Cut(カット=輝き)
Color(カラー=色)
Clarity(クラリティ=透明度)
デザイン
まとめ
サファイア語源・由来は、「青」を意味するラテン語の「サッピールス(sapphirus)」に由来しています。日本名でも「蒼玉(青玉)せいぎょく」と呼ばれ、色を意味する和名がつけられるほど、青という文字が印象づけられます。
特徴は、古代旧約聖書の中で書かれているサファイアとは、ラピスラズリ(和名は瑠璃)を指しており、サファイアとは特定の石の名前ではなく、古代では青い石全体を意味していたと言う記述もあります。
そのせいか、一般的に青色のイメージを強くもたれていますが、実際は青以外にも多くの色相をもつ石なのです。
古代の人々は、自分たちの住む世界は巨大なサファイアの上にあり、空の青さはサファイアの大地を映した色であるとし、空気を敏感に感じるサファイアは、天候によって光り方が変るのだと信じられてきたといいます。
またサファイアは、王族や君主を危害やねたみから守るという意味もあり、古代より指輪や冠として重宝されてきました。
伝統あるイギリス王室でも、王冠やティアラなどの宝飾品に多く用いられています。故ダイアナ妃がチャールズ皇太子から贈られた婚約指輪が、サファイアであったことでも有名です。
ご存じの方も多いと思いますが、サファイアの宝石言葉には「誠実」「慈愛」「徳望」といった意味合いがあり、ほかにも平和を祈り、一途な想いを貫くというメッセージが込められているといいます。
古代から哲学者、聖人の石と言われ、神の恩恵や慈愛を受け精神の再生をもたらすと信じ、聖職者や賢者にこそふさわしい石と考えられていたサファイア。
枢機卿や司教がもつ指輪にはサファイアがはめられ、その指輪をした手で信者に触れることは、誠実や慈悲を与え、病を癒し、人々を悩みや苦しみから救うことを意味しています。
ヨーロッパに古くから伝わるジンクスで、4つのサムシングを花嫁が身につけると幸せになれる「サムシングフォー」のひとつに「青いもの=サムシング・ブルー」があります。
青は誠実さを表す色として知られ、花嫁の純潔を象徴する純白の中に、密かに青色のものを身に着けるとよいとされるサムシングブルー。そのアイテムのひとつとして、青いサファイアを指輪の内側に埋め込む方も多く、それにはこのような伝説をルーツとしています。
結婚指輪だけでなく、石自体が持つ「誠実」「一途な想い」という意味をこめて、婚約指輪にサファイアを選ぶ人も多いそうです。
魅力が多いサファイヤの事など、お気軽に弊社までお話しください。