名前:S様
年齢:50代
所在地:横浜市
買取した商品:Casio EXILIM EX-ZS150 Nikon COOLPIX S3700 オリンパス FE-280等 デジタルカメラまとめ
買取した品物のご紹介
今回、お買取りさせて頂きましたお品物はこちらです。
S様曰く
以前は現場でのお仕事の際にコンデジを多く利用しておりましたが
昨今、スマートフォンの普及と性能が上昇したため、デジカメを使用する機会が減ってしまったとの事で今回手放す決心をされたようです。

コンパクトタイプのデジタルカメラ(通称:コンデジ)です。
最近まではスマートフォンの普及により市場が縮小したと思われていましたが、現代のニーズに合わせた新たな価値が見出されています。
その理由を何点かご紹介致します。
①「エモい」写りへの回帰とノスタルジー
独特の画質と色味: 最新のスマートフォンや高性能なミラーレス一眼が「高精細」「高画質」を追求する中、あえて古いコンデジ(特に2000年代のCCDセンサー搭載機)で撮影された写真の、少し粗い、独特のノイズ感、淡い色合い、あるいは強めのコントラストなどが「エモい」(エモーショナルな雰囲気がある)と評価されています。これはフィルムカメラのブームとも通じる、意図的な画質調整とは異なる「偶然の味」を求める傾向です。
デジタルネイティブ世代の新鮮さ: スマートフォンで高画質な写真が当たり前の世代にとって、あえて画質の粗いコンデジで撮影することが新鮮で、ノスタルジックな魅力として映っています。
フラッシュの活用: スマートフォンではあまり使われない内蔵フラッシュをあえて活用し、独特の光の質感や、ノイズ感のある写真を撮るのが流行しています。
②手軽さと「撮る」ことへの集中
圧倒的な携帯性: ポケットや小さなバッグにもすっぽり収まるコンパクトさは、日常のスナップ撮影や旅行先でのサブカメラとして非常に便利です。「常に持ち歩ける」という点が、シャッターチャンスを逃さない大きなアドバンテージとなります。
「写真専用機」の体験: スマートフォンと異なり、コンデジは「写真を撮る」という行為に特化しています。通知に邪魔されず、撮影に集中できる環境は、写真そのものを楽しみたい層にとって魅力です。
シンプルな操作性: 多くの一眼レフやミラーレス一眼のように複雑な設定を必要とせず、電源を入れてすぐに撮影できるシンプルさも、気軽に写真を楽しみたい層に支持されています。
③ファッションアイテム・カルチャーとしての魅力
レトロデザインの再評価: 昔ながらのメカニカルな見た目や、シンプルなデザインのコンデジは、ファッションアイテムの一つとして捉えられています。特定の機種が有名人やインフルエンサーのSNSで紹介されたことをきっかけに人気に火がつくケースも多く見られます。
SNSとの親和性: 撮った写真をすぐにスマートフォンに転送できる機能を持つコンデジも増えており、その場でSNSにアップして共有しやすい点も、若年層を中心に流行する要因となっています。
状態
続いては状態を見て行きましょう。

全体を見た所、目立った傷は見受けられません。

こちらは
Casio EXILIM EX-ZS150
上記のモデルはCasioが2012年3月下旬に発売したモデルです。
当時のコンデジとしては、広角から望遠までカバーする高倍率ズームとCasio独自の「プレミアムオート」機能が特徴でした。
※プレミアムオート機能
シャッターを押すだけで、カメラが自動的にシーンを認識し、最適な撮影設定と画像処理を行う機能です。これにより、特別な知識がなくても、様々な状況で簡単にキレイな写真を撮る事が出来ました。
Casio EXILIM EX-ZS150は、発売から10年以上経過している為
画質や機能面でスマートフォンにも及ばない可能性があります。
しかし、近年流行している「オールドコンデジ」「エモい写真」といった、この時期のCCDセンサー搭載機特有の写りや、シンプルな操作性が評価される事があります。
中古市場では、状態や付属品にもよりますが、数千円から、美品や特定のカラー(ゴールドやピンクなど)では2万円を超える価格で取引される事もあります。

こちらも先ほどと同様に目立った傷等は見受けられません。

こちらは
Nikon COOLPIX S3700
上記のモデルは、2015年2月5日に発売されたコンパクトデジタルカメラです。Sシリーズはスタイリッシュな薄型ボディが特徴で、このS3700もそのコンセプトを踏襲しています。
「エモい写真」を求めるオールドコンデジとは少し趣が異なりますが、コンパクトなボディで光学ズームと手ブレ補正、そして手軽なスマホ転送機能を備えているため、日常のスナップ用や旅行用のサブカメラとして、または初めてのデジカメとして依然として実用的な選択肢となり得ます。
中古市場では、その機能性とコンパクトさから一定の需要があり、状態や付属品にもよりますが、数千円から1万円台で取引されることが多いです。特にピンクなどのカラーモデルは人気があります。
査定額
¥60,000-
査定ポイント紹介
比較的、本体はどれも大きな傷や目立った汚れが見られなかった点が高ポイントでした。
付属品の有無でも評価が変わって来ます。
箱、保証書の有無、充電器、替えバッテリー等が揃っていると評価が高くなります。
まとめ
近年人気が上がっている「コンデジ」
スマホの普及と共に使用頻度が少なくなっている方も少なくは無いはずです。
自宅に思わぬお宝品が眠っているかもしれません。
使わずに置いてあるだけでしたら、一度査定に来てみてはいかがでしょうか。
思わぬ金額になる可能性がございますので、お気軽にご来店ください。
皆様のご来店をお待ちしております。















