名前:K様
年齢:70代
所在地:仙台市
買取した商品:二代諏訪蘇山 造 青磁袴腰香炉 公寿 造四君子高肉彫銀火屋付 四代蘇山識箱 茶道具 骨董 香炉
買取した品物のご紹介
今回ご紹介させていただきますのは、茶道具・骨董品で、「二代諏訪蘇山の青磁袴腰香炉」・「公寿造の四君子高肉彫銀火屋」・「四代蘇山識箱が付属する茶道具」をご紹介させていただきます。
①二代諏訪蘇山の青磁袴腰香炉
二代 諏訪蘇山という人物は、京焼の陶芸家で、初代諏訪蘇山の長男として生まれ、繊細で格調高い青磁の作品を多く制作しました。
作風:は青磁を基調とし、中国陶磁の影響を受けつつも、独自の洗練された美意識を取り入れております。
青磁袴腰香炉(せいじ はかまごしこうろ)とは、袴のような形状の腰を持つ香炉で、茶道や香道で使われ、その青磁の美しさと、袴腰の形状の優雅さが特徴です。


②公寿(こうじゅ)造 四君子高肉彫銀火屋(しくんしたかみにくぼりぎんひや)
作者の公寿は、銀細工師であり、特に彫金の技術に優れていました。
四君子高肉彫銀火屋の四君子(蘭、竹、菊、梅)は、中国で古くから文人画の題材として用いられてきた植物で、それぞれが気品、高潔さ、隠逸などの象徴とされています。
高肉彫は、立体的に模様を彫り出す技法で、銀火屋に四君子の意匠を施すことで、香炉にさらなる趣を加えています。
(※写真なし)
③四代蘇山識箱が付属する茶道具
四代目 諏訪蘇山は、二代諏訪蘇山の孫にあたり、その識箱が付いているということは、作品の正当性や価値を保証する上で重要な要素となります。
茶道具・骨董品としての価値は、現存数が限られており、特に状態の良いものは希少価値が高いです。
茶道具としての価値は、格式の高い道具であり、茶席に格調と趣をもたらしております。
(※写真なし)
今回お持ち込みいただきましたK様にお話しをお伺いしたところ、お父様から譲り受けて形見として保管されておりましたが、K様自身が70代のご高齢になられ、そろそれ終活に向けて身辺整理を始めた頃に、弊社のチラシをご欄いただき、売却をご決心されてそうです。
状態
それでは、状態を確認しましょう。
今回は、「二代諏訪蘇山の青磁袴腰香炉」で確認していきます。
高さが約11cm・横の直径が約10cmです。(蓋を含む)
総重量は、蓋が94.1g・器が415.9gです。

特に、表面的には大きな傷や汚れがなく、良好な状態です。


蓋の裏表も、特に大きな傷や汚れはございません。
査定額
今回の査定額は、3点で 60,000円で査定させていただきました。
査定ポイント紹介
①作者名・銘柄:骨董品などは、誰が作ったか(書いたか)などで大きく査定が変動します。
また、落款の有無で変動いたします。
②骨董品としての価値:時代を経てきた骨董品としての価値に加え、諏訪蘇山という名工の作品であることから、収集家の間でも人気があります。
③付属品の有無:保存状態や、箱などの付属品の有無によって価値は変動します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
弊社では、アクセサリーやバッグなどのブランド品だけでなく、骨董品や絵画なども査定させております。
もし、ご自宅に眠っている骨董品や絵画などがございましたら、是非弊社へご相談ください。
ベテランの査定員が鑑定させていただきます。















