名前:K様
年齢:70代
所在地:山梨県富士吉田市
買取した商品:ROLEX Ref.1500
買取した品物のご紹介
今回ご紹介するのは、1960年代から80年代にかけて製造されていたロングセラーモデル、「オイスターパーペチュアル デイト Ref.1500」です。

現行モデルにはない34mmという絶妙なケースサイズは、日本人の腕に非常に馴染みが良く、派手すぎない上品な佇まいが魅力です。
そして特筆すべきは、内部に搭載されているムーブメント「Cal.1570」。
時計愛好家の間では「ロレックス史上最高の実用ムーブメント」と称される名機であり、その耐久性とメンテナンス性の高さから、数十年経った今でも驚くほどの精度を保つことができます。
状態



お持ち込みいただいた個体は、長年大切に使用されていたことが一目でわかるコンディションでした。
風防: 当時ならではのプラスチック風防(アクリル)で、細かなスレはありましたが、深い傷やひび割れはありませんでした。
文字盤: シルバーのサンレイ仕上げに若干の経年変化が見られますが、夜光塗料(T SWISS T表記)の焼け具合が均一で、ヴィンテージらしい素晴らしい雰囲気を醸し出していました。
ブレスレット: 写真の通り、当時の「巻きブレス(Ref.7205)」が装着されており、伸びも年式を考えれば許容範囲内でした。
動作: リューズの巻き上げもスムーズで、日差も許容範囲内。
定期的にオーバーホールをされていた形跡があり、非常に良好な状態です。
査定額
今回の査定額は【¥320,000】にてお買い取りさせていただきました。
査定ポイント紹介
「ロレックスはなぜ高いのか?」「資産価値以外にどこを見ているのか?」という疑問をよく伺います。
今回の査定において、私たちが注目したポイントを詳しく解説します。
1. ムーブメント(Cal.1570)の信頼性
Ref.1500の最大の価値は、この心臓部にあります。
Cal.1570は、現在の複雑な機構とは異なり、極めてシンプルかつ堅牢に設計されています。
部品ひとつひとつの精度が高いため、しっかりメンテナンスをすれば一生使い続けることが可能です。
今回の個体は内部の腐食がなく、油切れこそ見られたものの「現役」で動いていた点が、プラス査定の大きな要因となりました。
2. パーツの整合性(オリジナリティ)
ヴィンテージ時計において、資産価値以上に重要なのが「整合性」です。
例えば、文字盤が後年のサービスダイヤルに交換されていたり、ブレスが全く別の時代のものに変わっていたりすると、時計としての評価は下がってしまいます。
今回の個体は、文字盤・針・ブレスレットの年代が一致しており、当時のままの姿を保っている「オリジナリティの高さ」を高く評価しました。
3. リベット・巻きブレスの状態
現行の堅牢なブレスと違い、古い「巻きブレス」は非常に繊細です。
使い込まれると金属が痩せて伸びきってしまうことが多いのですが、本品は適度なコシを残していました。
このブレス単体でも市場では高値で取引されるため、本体価格にしっかりと上乗せさせていただきました。
まとめ
ロレックスの査定において、市場の相場(資産価値)はもちろん基準になります。
しかし、私たちがそれ以上に大切にしているのは、「その時計がどのような人生を歩んできたか」という点です。
今回のお客様は、「父から譲り受けたものだが、最近は使う機会が減ってしまった。価値が分かる人に譲りたい」という想いでお持ちくださいました。
長年のメンテナンスの形跡は、まさにその愛情の証です。
その想いに応えるべく、精一杯の金額を提示させていただきました。
山梨県内にお住まいで、「昔買ったロレックスがあるけれど、動かないから価値がないのでは?」「傷だらけだけど査定してもらえる?」とお悩みの方は、ぜひ一度弊社ラフテルへご相談ください。
Ref.1500のようなヴィンテージモデルは、傷や汚れがあっても、その内部に眠る「名機」の価値をしっかりと見極めさせていただきます。
皆様の大切なコレクションを拝見できる日を、心よりお待ちしております。
山梨県のお客様、この度はご来店いただきまして誠にありがとうございました。










