名前:K様
年齢:50代
所在地:港区
買取した商品:k18wg サンゴ 16.2g 0.15ct
買取した品物のご紹介
先日当店にお持ち込みいただいたのは、K18WGサンゴブローチ総重量16.2g ダイヤ0.15ct。

大胆な枝状デザインに、大粒パールとダイヤをあしらった存在感ある一点です。
ご来店くださったのは60代の女性のお客様。
昔、百貨店の外商さんに勧められて購入したものなんです。
華やかな席で何度か使いましたが、最近は着ける機会がなくてとのお話でした。
箱から丁寧に取り出されたブローチは、鮮やかな赤珊瑚が美しく、保管状態の良さがひと目で伝わるお品物。
派手かなと思っていたけど、今見ると芸術品みたいですよねと微笑まれ、思い出話を交えながらの査定となりました。
・・状態
ブローチは宝石の種類が多いため、細かいチェックが重要です。
刻印は明瞭で、重量は16.2g。ホワイトゴールド特有のくすみはわずかに見られましたが、再仕上げ可能な範囲。金相場が高水準で推移していることも評価材料です。

赤珊瑚は有機質のため、ヒビ・欠け・色ムラの有無が重要。ルーペで確認したところ大きなクラックはなく、表面パールはエクボ(天然の凹凸)がわずかにあるものの、照りが強く、変色なし。接着の緩みもありませんでした。艶も良好。退色も見られず、保存状態は非常に優秀でした。
小粒ながら透明感があり、爪の緩みもなし。デザイン全体のアクセントとして評価対象に。
ブローチピンの歪みなし。開閉スムーズで実用性も維持されていました。
全体としては使用回数少なめ・保管良好のコンディションでした。

査定額
素材価値K18WG、珊瑚のコンディション、パール・ダイヤの付加価値、デザイン需要を総合的に判断し、81,500円をご提示。
そんなに評価してもらえるんですね。金だけの値段だと思っていましたと驚かれつつもご納得いただき、ご成約となりました。
特に珊瑚の状態を丁寧に見て説明した点が安心材料になったようです。
査定ポイント紹介
素材価値・珊瑚のコンディション・パール・ダイヤの付加価値・デザイン性。
まとめ
赤珊瑚は年々採取規制が厳しくなり、良質な原木の流通量が減少している素材です。
そのため昔のものだから安いという単純な評価にはなりません。
特に血赤系に近い発色や艶が残っている個体は、現在でも十分に需要があります。
ただし有機質の宝石であるため、乾燥によるヒビ、表面の艶引け、欠け、接着部分の劣化などがあると大きく減額になるのも事実です。
今回のお品は、長期保管にもかかわらず艶がしっかり残っており、目立つクラックもなく非常に良好な状態でした。
これが査定額を押し上げた最大のポイントです。
また、K18WGという地金自体の価値も無視できません。
近年の金相場高騰により、重量16.2gというボリュームは大きな評価材料になります。
さらに、パールの照りやダイヤ0.15ctの透明感がデザイン全体を格上げしており、地金だけの査定ではなく完成品ジュエリーとしての評価が可能でした。
ブローチは一時期、使わないアイテムと見られることもありましたが、近年はクラシック回帰やアンティーク調ファッションの再評価により、装飾性の高いブローチの需要が静かに伸びています。
特に珊瑚のような存在感のある素材は、海外バイヤーからの引き合いもあり、市場が安定しています。
派手だからもう使わない、昔の外商購入品だから価値が分からない、箱も保証書もない、そういった理由で眠らせているジュエリーこそ、一度査定に出してみる価値があります。宝石は時代によって評価軸が変わります。
今は使わなくても、素材・デザイン・希少性が再評価されるタイミングが必ずあります。ジュエリーは単なる装飾品ではなく、その時代の美意識や持ち主の人生の節目を映す存在です。大切に保管されてきたからこそ、次に必要とする方へ橋渡しできる価値が生まれます。
今回のように状態が良好で素材価値も高いお品は、想像以上の査定につながるケースも少なくありません。
眠っているサンゴジュエリーや金製ブローチがございましたら、ぜひ一度ご相談ください。
適正価格で丁寧に評価させていただきます。
今回も、華やかで芸術性の高い一点をお任せいただき、心より感謝申し上げます。










