名前:S様
年齢:60代
所在地:山形県天童市
買取した商品:SEIKO 6347-5000
買取した品物のご紹介

今回お買取りさせていただいたお品物は、日本の時計産業を牽引するセイコー(SEIKO)が過去に手がけた、非常に希少な自動巻きモデル「6347-5000」です。
こちらのモデルの最大の特徴は、文字盤の12時位置に堂々と配置された「ムーンフェイズ(月齢表示)」機能です。
セイコーの自動巻き(メカニカル)モデルにおいて、ムーンフェイズが搭載されたものは歴史的にも非常に数が少なく、コレクターの間では幻の傑作として珍重されています。
さらに、ケースデザインも独特なオクタゴン(八角形)形状を採用しており、当時の近未来的なアヴァンギャルドさと、クラシカルな美しさが融合した唯一無二の佇まいを持っています。
文字盤はラメのような微細な輝きを放つダークメタリックを基調とし、インナーリングや針、インデックスに配されたゴールドのアクセントが絶妙な高級感を演出しています。
6時位置には信頼の「5(セイコーファイブ)」マークと日付表示が備えられており、23石の自動巻きムーブメントを搭載した、実用性と趣味性を高い次元で両立させたコレクター垂涎の逸品です。
状態


製造から数十年が経過しているヴィンテージウォッチの査定において、お品物の「状態」は買取価格の明暗を分ける決定的な要素となります。
今回お持ちいただいたお品物を細部までじっくりと拝見いたしました。
長年大切に保管されていたとのことで、文字盤(ダイヤル)や針、ムーンフェイズのディスク部分には、経年による大きなシミやサビ、退色は見られず、当時の美しい色彩が奇跡的なほど鮮明に保たれていました。
風防(ガラス)やケース、ブレスレットのステンレススチール部分には、実用に伴う擦れや細かな小傷、および細部に長年の使用による汚れ(黒ずみ)が見受けられましたが、大きな打痕(ぶつけた深い凹み)や歪みといった致命的なダメージはございません。
そして最も重要な動作面ですが、リューズの操作によって日付やムーンフェイズの切り替えがスムーズに行え、自動巻きのローターも快調に回転し、時計として今なお元気に時を刻んでいることが確認できました。
また、ベルトも当時の貴重なセイコー純正ブレスレットがそのまま残っている状態でお持ちいただきました。
査定額
こちらの非常に希少なヴィンテージモデル「SEIKO 6347-5000(ムーンフェイズ)」の査定額ですが、 弊社では「105,000円」にて高価買取とさせていただきました。
お客様からは「昔気に入って使っていたけれど、動かなくなったら修理も難しそうだと思い、価値が分かるお店に譲りたかった。まさか10万円を超える値段がつくなんて本当に驚いた」と、満面の笑みでご快諾をいただくことができました。
査定ポイント紹介
今回の高額査定に繋がった、具体的な査定ポイントを3つご紹介いたします。
① 市場に滅多に出回らない「希少性」と国内外のコレクター需要
セイコーのヴィンテージウォッチは現在、国内外で驚異的な人気を誇っていますが、その中でも「自動巻き×ムーンフェイズ」という組み合わせの「6347-5000」は極めて流通量が少ないレアモデルです。
一般的な中古市場でもオークション等に滅多に姿を現さないため、その希少価値を最大限に評価させていただきました。
市場の相場を熟知している弊社だからこそ、一般的な「古い中古時計」として片付けることなく、プレミア価値を上乗せした査定が可能です。
② ムーンフェイズを含む「動作コンディション」の良さ
複雑な機構を持つヴィンテージ時計は、内部パーツの摩耗や破損によりムーンフェイズやカレンダーが不動になっているケースが多々あります。
もし故障している場合、パーツの確保が困難なため減額対象となってしまいますが、今回のお品物はしっかりと稼働しており、各種機能の切り替え操作も完全に生きていたことが大きなプラス評価となりました。
③ オリジナルの「純正ブレスレット」が付属していた点
ヴィンテージ時計において、ケース(本体)と同じくらい重要視されるのが「ブレスレット」です。
長年の使用の間に社外品の革ベルト等に交換されてしまうことが多い中、当時の立体的なデザインが施された「SEIKO」ロゴ入りの純正ステンレスブレスレットがそのまま残っていたことは、時計としてのオリジナル性を保つ上で非常に高く評価されました。
まとめ
今回は、山形県のお客様よりお買取りいたしました「SEIKO 6347-5000 ムーンフェイズ 自動巻き」の買取事例をご紹介いたしました。
日本の職人技が詰まったセイコーの古い時計には、現在の時計にはない独特のロマンと、世界中のコレクターが探し求める驚きの価値が隠されていることがあります。
「実家の引き出しから出てきた古い時計」「傷だらけで汚れているから売れないだろう」と思っている時計でも、今回のように10万円を超える高額査定となるケースが決して珍しくありません。
グランドセイコーやキングセイコー、1960〜70年代のスポーツモデル、そして今回のような珍しい複雑機構モデルまで、確かな知識を持つ査定士が1点1点その価値を見極めます。
査定料や手数料は一切不要ですので、気になる時計がございましたら、ぜひお気軽に弊社の無料査定までご相談ください。皆様のご来店を心よりお待ちしております。










