今回は今話題の中国切手をお客様からあずかり査定させていただきました。
祖父が長年切手を収集していたそうで。自宅の書庫にしまってあったアルバムから見つけたそうです。
知人に聞いたところいま中国切手がブームになってると話を聞いていたそうです。
なぜ中国切手がブームなのか
ひとつには歴史上の文化大革命により多くの切手が焼失され現存枚数が少ないことがマニアの間で高騰している原因ではないかと思われます。
その中でも高額取引されているのがこの写真にある赤猿切手です。
この切手の特徴としては他の切手と違って毛並みなどリアルにしっかりわかり、超レアなものは猿の顔の色が黒ずんでなく金色で眺めていても美しい切手で中国国内では人気のあまり送られてる途中の切手が剝されるということがあったとも言われています。
写真でみればわかる通りしっかりと毛並みが分かる独特の印刷の切手ですね。
やはり人気の切手だけあって多くの偽物が出回っている事実があり、しっかりとみなければいけませんね。
現在の相場は中国バブルの低迷で一時期の高値まで行きませんが、単片でも10万以上期待できます。
通常切手は状態がよくシートの状態で高値がつく場合がありますが単片でも高値がつくのは希少性と美しさで世界中の切手コレクターの注目を集めていることにほかなりません。
ちなみに80枚で構成されているシートでなんと500万の値がついたそうで驚きですね。
赤猿の偽物と本物
さて本物か偽物か見極めるには先ほどの毛並みの状態もしかり切手のふちのドットが妙にきれいに整っているもの、さらに拡大ルーペで見てみると簡単に印刷したと思われるプリントのドットが見える場合があります。
本物と、偽物を比べればよくわかりますが。
赤猿切手の状態
裏面をみると若干の汚れが見えますが総合的には状態はいいほうです。
その反面本物は状態が好いのが少ないですね。
査定額は猿の顔の汚れもなく本物で間違いないことから7万円の高額査定をさせていただきました。
最後に切手コレクターは世界中にいますがその人数は年々減少してきております。
特に中国切手は希少性の高さから一時は価格が高騰してコレクションではなく過剰な投資対象にされていた時期もありました。
もちろん中国切手に限らずブランド品、時計(代表的なのはロレックス)など価値のあるものは常に偽物が多く出回ることが世の中の常ですね。
ラフテルでの買取
現在多くの方が切手を価値もわからず書庫、などに大量に忘れたようにしまいこんでる方が多くいらっしゃると思います。
その中からもしかして貴重なお宝の切手1枚が見つかるかも知れません。
気になる切手アルバムをお持ちでしたら是非、経験豊富なスタッフがお待ちしていおりますので等ラフテルまで一度御相談くださいませ。