こんにちは。
ラフテルの鑑定士の半田です。
ラフテルでは中国切手のオオパンダの高価買取も行っています。
オオパンダ切手は毛沢東切手や赤猿切手に代表される文化大革命の切手の一種で切手の買取市場で、現在もプレミアを維持している切手です。
それでは今回買取させて頂いたオオパンダシートをご紹介いたします。
非常に珍しいオオパンダ切手の50枚シートです。
オオパンダ切手 シートの価値
オオパンダ切手は、一枚一枚が切り離されたバラ切手ではなくて複数枚がつながったシート状態で尚且つきれいな状態で揃っていれば買取価格は更に上昇します。
また目打ち無しのオオパンダ切手の価値はかなり高いと言えます。
オオパンダ切手は1次 1963年発行と2次 1973年発行に分けられます。
1次が3種類で2次が6種類のオオパンダ切手が発行されています。
オオパンダ切手の絵は中国の画家 呉作人が描いた図案で水墨で書かれた愛らしいパンダが印象的で一目見ればわかる特徴のあるデザインです。
日本では2次切手の6種の方が多く流通しているといわれています。
シートであることが価値になる
私共も2次切手の6種はよく買取をさせていただくのですが、今回の50枚シートはなかなかお目にかかれないものです。
切手の買取はバラよりもシートのほうが高値になります。
なぜシートのほうが高値かというと通常の四隅にギザギザが付いたバラ切手はもともとは複数枚のシートの状態になっています。
これを郵便局などで販売する際には一枚一枚切り離してバラの状態で販売するケースが多くあります。
なので切手の買取市場では一枚も切り離していないシート状の切手が完品として扱われるためバラよりシートのほうが高値になります。
またシートのほうが需要が高く販売しやすいという理由もあるようです。
中国切手の査定とラフテルでの査定
シートの査定で値段を左右するのは状態の良し悪しもあります。
シミや汚れ、特にシートの場合は破れてしまってないか、もしくは折れている部分はないかなど管理状態も重要なポイントです。
今回買取させて頂いたオオパンダ切手のシートは表面や裏面とも目立ったシミや汚れもなく、目打ちの部分でも切れている所はありませんでした。
最終的に¥251,000 の買取値段を付けさせていただきました。
やはりシートの状態ですと買取の価格もかなり高くなります。
バラの2次の6種類のオオパンダ切手は状態にもより買取価格は数千円ですが、やはりシートは少ないものですし、希少価値があるのです。
オオパンダ切手のシートをお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非とも当店までご連絡ください。
高額査定でお待ちしております。