中国切手買取実績 オオパンダ6種
お客様情報
お客様: N様
所在地: 千葉県
年齢: 60代
買取方法:出張買取
売却品: 中国切手 オオパンダ6種
中国切手 オオパンダ6種買取を依頼した理由
N様が20代の頃に日本で切手ブームがあり、N様もブームに乗って日本の切手や海外の切手を収集されたたそうです。
この中国切手のオオパンダもその頃に切手専門店で購入した物だそうです。
N様は収集した切手を子供に譲ろうとしたのですが子供にいらないと言われてしまい、今回ご自身で処分しようと決断されたそうです。
買取価格
中国切手 オオパンダ6種 買取金額 ¥5,100-
中国切手 オオパンダ6種査定したポイント
中国でパンダの切手は、2度発行されています。
まず1963年に3種類のパンダ切手が発行されました。
この1963年発行のパンダ切手をオオパンダ切手(1次)と呼びます。
そして1973年に再度6種類のパンダ切手が発行され、オオパンダ切手(2次)と呼ばれています。
今回ご依頼いただいたパンダ切手は、このオオパンダ切手(2次)になります。
希少性でいうと、1963年発行のオオパンダ切手(1次)の方が流通量が少なくなっていますので、2次より1次の方が高額で取引される事が多いです。
オオパンダ切手(2次)は、当時切手専門店での販売価格が300円~400円くらいだったので、10倍以上に値段が高騰した形になります。
N様のオオパンダ切手は、保存状態も良くシミや汚れ等も見受けられなかったので、非常に高い評価を付けさせていただきました。
中国切手 オオパンダ6種買取 まとめ
日本では1960年~1970年代にかけて切手ブームがありました。
50年くらい前の事ですので、当時切手を買える財力を持っていた人たちは現在ではご高齢になっている計算になります。
切手ブームの頃は、切手は資産という考え方でしたので、記念切手等が発行されると手当たり次第に購入される方もいらっしゃったようです。
切手ブームが続いていれば古い切手の希少性が認められ価値が高まる事も十分にあったと思われますが、切手収集が「趣味の王道」と呼ばれた頃とは違い様々な娯楽が溢れている現代では、切手を収集する人の数は減少の一途を辿っています。
私が幼い頃には有名百貨店には必ずといっていいほどに切手専門店があったものですが、現在では百貨店で切手専門店を見る事は殆ど無くなってしまいました。
切手もやはり需要と供給によって価格が決まる物なので、集める人が少なくなり需要が減少すれば、おのずと供給過多となって価格は落ちていきます。
ブームの頃にはカタログ価格数万円と謳われていた日本の有名切手も、今ではネットオークション等で数百円の価格で取引されているのが現状です。
日本切手は収集家の減少で価値が下落しましたが、中国切手は中国の経済発展に伴う富裕層の増加で収集家が増加傾向にあり価値が高まりました。
中国切手の中でも高額で取引されるのは1960年代~1970年代の文化大革命前後の切手が多いのですが、その頃日本では切手ブームが巻き起こっており中国切手を集める人も多数いたようです。
中国人の切手ブローカーの話によると、日本の収集家が持っている中国切手の中には本国中国でも滅多に見られないような希少な切手もあるようで、ブローカーの中で日本は特に注視されているそうです。
中国切手は今回のオオパンダ切手のように数種類の切手が1セットとして発行される事が多いのですが、1セット全部が揃っているのと欠品があるのとでは価格が大分変ってきますので、ご売却を考えていらっしゃる方は確認される事をお勧めします。
お持ちの中国切手がセットの物なのかどうかは、中国切手の下の方に小さく「編号」と呼ばれる記号が書いてありますので、そこで判断できます。
「紀〇〇」や「革〇〇」、「T〇〇」等です。