ダイヤモンドは人気の宝石のひとつですが、意外と知らないことも多いのではないでしょうか。その中のひとつが、「カラット」についてです。多くの方が、ダイヤモンドのカラットは「大きさ」だと思っているのではないでしょうか。実はダイヤモンドのカラットは、「大きさ」ではなく「重さ」を表す単位となっています。1カラットは0.2グラムと決まっているのです。このように、カラットは重さを表すものですが、ある程度なら大きさもわかります。ダイヤモンドの1カラットの大きさは、直径約6.4mmとなっています。この大きさは、ダイヤモンドの主流カットであるブリリアントカットの平均的な大きさです。とは言え、1カラットの大きさはすべてが同じわけではありません。あくまでダイヤモンドのカラットは「重さ」の表記であり、「大きさ」ではないのです。そのため、ダイヤモンドの1カラットの大きさが直径約6.4mmというのは、参考程度でしかないのです。
ダイヤモンドの1カラットの大きさと価値!
1カラットの価値とは?
ダイヤモンドの1カラットの大きさは直径約6.4mmとなっています。大きさの次に気になるのが、その価値ではないでしょうか。正直、ダイヤモンドの1カラットの価値は、一概に判断できるものではありません。なぜなら、ダイヤモンドはカラットだけで価値を決めているわけではないからです。ダイヤモンドの価値は、4C(カラット・カラー・クラリティ・カット)の4つの要素から成り立っています。そのため、同じ1カラットだったとしても、ダイヤモンドによって価値は違ってくるのです。
カラットと価値の関係!
ダイヤモンドの価値は4Cによって違いますが、なかでもカラットは大きな要素となっています。ダイヤモンドのカラット数が高くなれるほど、ダイヤモンドの価値が高くなっています。つまり、ダイヤモンドが大きいほど価値が高くなるのです。そのため、ダイヤモンドを購入するときには、カラットも重要となっています。ちなみに、カラット数が倍になったからと言って、ダイヤモンドの価値が倍になるわけではありません。大きいダイヤモンドほど希少価値が高いため、倍以上の価値が付くのです。
ダイヤモンドの1カラット以外の大きさとは?
カラットからわかるダイヤモンドの大きさ!
ダイヤモンドの重さを表しているカラットですが、大きさもある程度ならわかります。ダイヤモンドの1カラットの大きさは、直径約6.4mmの大きさとなっています。1カラット以外の大きさも気になるのではないでしょうか。そこで、1カラット以外のダイヤモンドの大きさを表にしてみたので、ぜひ参考にしてみてください。ちなみに、この表でのダイヤモンドの大きさは、ブリリアントカットだった場合です。
カラット数 | ダイヤモンドの直径 | カラット数 | ダイヤモンドの直径 |
0.1ct | 約3.0mm | 1.5ct | 約7.4mm |
0.25ct | 約4.1mm | 2ct | 約8.1mm |
0.5ct | 約5.1mm | 3ct | 約9.3mm |
0.75ct | 約5.8mm | 4ct | 約10.2mm |
1ct | 約6.4mm | 5ct | 約11.0mm |
ダイヤモンドの大きさはカットによっても違う!
ダイヤモンドの大きさは、同じカラットでもカットによって違います。なぜなら、ダイヤモンドのカラットは「重さ」を表しているのであり、大きさを示すわけではないからです。カットによって表面積が変わってくるため、同じ重さでも大きさが変わってくるのです。ちなみに、上記の表はブリリアントカットの際のカラット数からわかる大きさとなっています。そのため、ブリリアントカットのダイヤモンドを持っている方は、参考にしてみてください。
結婚指輪におすすめの大きさは?
ダイヤモンドの指輪は、結婚指輪としても人気があります。そこで気になるのが、結婚指輪の大きさは、何カラットがおすすめなのかです。一般的に、結婚指輪のダイヤモンドの大きさは、0.3カラット~0.5カラットとなっています。ただし、ダイヤモンドの大きさは好みなので、自分好みのダイヤモンドを選ぶのがおすすめです。また、ダイヤモンドの指輪の場合、指の大きさやデザインによってバランスが変わります。そのため、実際にチェックしてお気に入りの大きさの結婚指輪を購入するべきです。
まとめ
ダイヤモンドのカラットは、「大きさ」ではなく「重さ」を表す単位となっています。とは言え、カラットからある程度の大きさを知ることができます。カラット数が大きいほど、直径も大きくなるのです。ダイヤモンド1カラットの大きさは、直径約6.4mmとなっています。この大きさは、ブリリアントカットの際の大きさです。カットによって、同じ1カラットでも大きさが違うのです。また、1カラットの価値は、ダイヤモンドによって異なります。なぜなら、ダイヤモンドの価値は4Cによって違うからです。そのため、同じ1カラットのダイヤモンドでも、価値は異なっているのです。いずれにしても、ダイヤモンドにとってカラットは重要な要素となっています。カラットはダイヤモンドの大きさや価値に深く関係しているため、購入するときには慎重に選ぶようにしましょう。
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