今回は象牙の根付7点セットのご紹介をさせて頂きます。
今回のお品物はご依頼人様がもともとお仕事関係で象牙を扱っていた叔父様から譲り受けたという象牙根付になります。
色々な題材の根付になります。
ご依頼人様もいただいてからはご自宅で飾っていたそうです。
ですが根付ですので使い道はほとんどないために少し飾って片付けてしまったそうです。
そこからは出すこともなく忘れていたそうです。
今回なぜラフテルにお持ち込みして頂いたのかというとつい最近テレビで象牙に関する特集を見たそうで、現在規制が厳しくなっていることや今後の事を考えて今のうちに処分してしまおうと考えたそうです。
そこで捨てるのはもったいないということでネット検索で弊社ラフテルを見つけて頂きました。
今回象牙の根付7点の査定額ですが7点セットで¥10,000となりました。
一つ当たりは1,400~1,500円ほどの査定金額となります。
象牙 彫刻品の査定ポイント
彫刻の繊細さ
見て頂くとわかるように仕上げや顔の作り、細かな彫刻かどうかなどが大切になってきます。
今回の根付7点は作者銘ははいっていましたが、出来はどれも大量生産のような出来でしたので特別高い査定金額は出せませんでした。
高額な根付はやはり作者銘と彫刻の繊細さと時代物で大きく決まってきます。
江戸時代や古い物で有名な作者の根付だと数十万円という価値が付いているものも存在します。
サイズ
また象牙製品はサイズでもお値段が変わります。
根付などは10㎝もないサイズがほとんどで小ぶりな製品になります。
根付自体は今でいうところのストラップのような役割の品物なのでそこまで大きいものはないので、作者銘と出来だけで値段が決まります。
また一番右の根付では青色に色が塗られていますね。
象牙製品はこのような色彩を入れることが多くあります。
色は様々で金や銀など豪華な装飾をすることも有ります。
この青い根付はとても残念ですが塗り方が雑だったり中途半端なため逆に査定を下げてしまいました。
ラフテルでの買取
今回は7体セットであったので査定額も少しアップさせて頂きました。
今後象牙製品は国内の規制が厳しくなるとともに相場も変動する可能性もございます。
海外では中国イギリスアメリカと売買が禁止になっておりますので、象牙の需要が減っております。
総合的に見てしまうと値段が上がる可能性は難しいのではないかと思われます。
もちろん上がる可能性はゼロではないのですが、もしご売却をご検討中でしたら色々な部分をお調べになってお考えください。
売却することが決まりましたら是非ラフテルまでお問い合わせください。