お品物詳細
お品物 :象牙 牙
買取方法:出張買取
状態 :良い
お客様より
象牙の置物が本物なのか偽物なのかの確認から査定まで、丁寧にご説明いただき有難うございました。
40年程前に父が海外で買ってきた象牙の置物があったのですが、ホコリをかぶって置きっぱなしになっていたので今回本物の象牙なのかの確認も兼ねてラフテルさんに査定の依頼をしてみました。
査定員の方が非常に丁寧に応対してくれましたので、気持ちよく整理する事ができました。
査定員さんにお話しをお伺いしたところ、査定品目が非常に幅広く価値がわかない物でも見てくれるという事だったので、まだ沢山残っている父の遺品のガラクタ?を次回は見ていただこうと思います。
査定員より
この度は象牙の査定依頼をいただき有難うございました。
今回査定させていただいた象牙が本物で本当に良かったです。
象牙は古来から貴重な物として珍重されてきました。
世界的な象の密猟禁止の取り組みの流れの中でウイリアム王子によって破壊されてしまいましたが、イギリス王室が1200点以上の貴重な象牙工芸品を所有していた事は広く知られています。
貴重であるが故に象牙は、非常に偽物の多い商品でもあります。
数十年間床の間に飾られていた象牙の置物が、実は偽物だったという事もあります。
また、象牙でなく他の動物の牙や歯等から加工された物を象牙だと偽って売っている物も見たことがあります。
人工的に作られた物だと、石膏を型に流して作ったような稚拙な物から、象牙特有の素材感まで模倣しようとするような精巧な物まで様々な偽物が出回っていますので、一般の方が真贋の判定をするのは難しい事も多いです。
1989年にワシントン条約が制定されてからは世界的に象牙の取引が禁止され、日本国内でも取引が少なくなってしまいましたが、昔から印材等で需要のある日本では、まだ全面禁止とまではなっていません。
もしまた象牙らしき物が見つかりましたら、お気軽にご連絡をいただければ幸いです。