宝石買取実績 パールリング 12.5mm
お客様情報
お客様: K様
所在地: 栃木県
年齢: 60代
買取方法:出張買取
売却品: 真珠(パール)リング K18 9.0g 12.5mm D0.03ct
真珠(パール)リング買取を依頼した理由
お客様は真珠の製品がお好きだという事で、指輪やペンダントをいくつかお持ちの様です。
今回の指輪もある買取店で査定をしたところ、地金のみの査定で金額にもご納得いかなかったようです。
弊社のチラシを見て、査定が高そうだったので、ご依頼されました。
買取価格
真珠(パール)リング買取金額 ¥30,500-
真珠(パール)リング査定したポイント
今回買取をさせていただいた品物は南洋真珠の12.5mmの指輪です。
真珠には大別すると「和珠」と「南洋珠」があります。
和玉は日本のアコヤ真珠のことで、ミキモトや田崎真珠が有名ですが、日本で養殖されている真珠のことです。
形は丸系が多く、大きさも6mm~8mmが最も一般的なサイズです。
ピンク色の照りがきれいな玉が高品質とされています。
もうひとつの南洋珠ですが、これは白蝶貝から採取される真珠です。
産地としては、オーストラリアやインドネシア、フィリピンやタイなどの温暖な地域の近海で採取されています。
白蝶貝は真珠貝の中では最大で、その貝から採取されることもあり、特徴は直径が10mmを超える大粒であるという事です。
お持ちの真珠が10mmを超える真珠であれば、ほぼそれは南洋珠であるという事になります。
カラーは主にオーストラリアのゴールド系とインドネシアのシルバー系に分類されます。
あと黒真珠と呼ばれる、南洋真珠がありますが、これは黒蝶貝から生まれる真珠です。
これはタヒチ産が有名で、黒系、緑系、グレー系、赤系などの色が特徴で、深い緑に赤味がかかったピーコックグリーンは美しい色として評価されてます。
南洋真珠の査定基準としては、形があります。
南洋真珠は直径10mmを超えるものが多く、中には15mm~17mmの大玉もあります。
その中で真円に近いものほど、査定は高くなり、色はピンクに近い白色、もしくはピーコックグリーンが査定が高くなる対象です。
今回のお客様の南洋真珠は大きさは12.5mmありましたが、色が若干黄色味が入っているカラーであり、形も真円にはいかず、やや楕円形のものでした。
18金の地金代とダイヤメレの0.03ctと真珠代を含めて¥30,500の買取をさせてもらいました。
実際の真珠代の査定額は¥5,000程です。
真珠(パール)リング買取 まとめ
真珠の査定にだされて値段が安かったもしくは買取の対象外と言われたお客様もいらっしゃるかと思います。
確かに真珠はダイヤや他の色石と比較すると、買取の相場では値段が付きにくい石ではあると思います。
理由としては真珠は経年劣化が起きやすく、年数が経つと表面のテリ(光沢)が失われてしまい、また紫外線などに当たると変色も起きてしまいます。
金やプラチナは精製して加工することができますが、真珠は新たに加工することが出来ないのです。
また中古パールの流通も少ないため、パールの買取も少ないと言われています。
特に和珠の10mm以下の場合は、ほとんど値段が付きにくく、地金代ともしくはダイヤが入っていれば、そのダイヤ代をプラスした査定になるでしょう。
例外で言えば、南洋珠の15mmに近いものや、15mmを超えてくる大きさのものは、色や照りなどの品質にもよりますが、ある程度の値段は付いてきます。
15mm近くの南洋珠は大きさとして希少価値もあり、宝飾品としてこの辺りのサイズのものは真円に近いものを製品としていきます。
この辺りの製品のものは弊社も高額査定していきますので、もしお値段等気になる方がいらっしゃいましたら、是非ともお声がけください。